コミュニティ・スクール講演会を開催しました

2019年11月16日にコミュニティ・スクール講演会を開催しました。

兵庫教育大学の諏訪准教授をお招きし、コミュニティ・スクールの基本的なことから、他市の事例、小津中学校区での取組みについてご講演ただきました。

「コミュニティ・スクール」とは、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める仕組みです。

小津中学校区では平成31年1月からコミュニティ・スクールの仕組みを導入しています。

講演会チラシ

【講演内容要約】

・本日のこの講演では、まず、コミュニティ・スクール(以下「コミスク」という。)を知ってもらいたい。そして、ここに来ていただいている方々に、地域に広めていただきたい。

・基本的な情報として、「学校運営協議会」を設置している学校を「コミュニティ・スクール(コミスク)」と呼びます。

・コミスクは、子どものためのものと思われがちだが、地域の視点も大切なので、地域のためのものでもあります。コミスクの導入は、地域高齢者の生きがい創出につながると考えられます。このようにコミスクの目的は1つではなくて、波及的な効果が期待されます。

・「学校は誰のものか?」と聞かれると、多くの人は子どものもの、先生のものと答えますが、法律上は、誰のものとも書かれていません。なので、学校に関わる全ての方々みなさんのものです。

・小津校区コミスクでは、3つの学校が9年間の義務教育課程で一貫した流れで育てようと考えています。今後は、幼稚園も一緒に接続するかもしれません。地域でどうやって子どもたちを育てるかを考えるのが学校運営協議会の場です。その話し合いを具体化するために、小津校区ではそれぞれの部会に分かれた活動がはじまろうとしています。

・学校運営協議会は、1つの学校に1つ設置しないといけないわけではなく、複数の学校で1つの学校運営協議会をつくることができます。どういう学校運営協議会にするのかは、それぞれの学校、校区で選んでいけばいい。

・地域の思いや願いと、学校の思いや願いは共有できていますか?その思いや願いを同じテーブルで話しましょうというのがこの学校運営協議会です。

・大阪府でコミスクを導入している学校は非常に少ないです。なぜ少ないのかというと校長先生の思いが封じられて、地域の思いや願いが上にくると思われているので、導入に二の足を踏んでいるのではないでしょうか。

・よく誤解されるのですが、学校運営協議会は、数名の委員が、学校や地域のすることを決めてしまう組織という誤解があるとすれば、全くの間違いです。あくまでも、学校と地域という場に子どもが存在し、その学ぶ場をより良くしていくための話し合いをする場で、決して、校長先生を糾弾する会でも、管理・監督・統制の場ではないということが大切なポイントになります。

・小津校区の学校運営協議会は、毎月集まって話し合いが行われています。

・小津校区の学校運営協議会では、それぞれの学校から、こんな事がしたい、こんな事ができるのではないか。という意見を出していただき、委員の方は、これならできるであったり、委員ではないけど、地域のできる人を知っているよというような情報が交換されています。

・実際に小津校区の学校運営協議会に参加していて、学校と地域が一緒にやっていこうとしている雰囲気が伝わってきます。

・今でも、地域からすると学校は敷居が高いので、どうやって敷居を低くするか、という話し合いもされています。

・なぜコミスクが必要なのか?を考えると極端な話にはなりますが、もし、校長先生が転任して、新しい校長先生が「学校と地域の協働はいらない」と考えれば、関係が途切れてしまうかもしれません。地域と学校の関係を継続的にするには、仕組みが必要になります。校長先生、学校運営協議会の会長が変わっても、仕組みが変わらなければ連携・協働体制は継続していけます。子どもたちに関係する人々で課題や目標・ビジョンを共有するためには、熟慮と協議をする熟議の場が必要となります。人々の善意と共感を公式な会議体に反映させるそのための学校運営協議会という組織が必要なのです。

 

【参加者アンケート】

・子ども達の成長を支える学校・地域・家庭が連携できるのはとても良い。小津校区の課題を知って、保護者として取り組んでいきたい。

・具体的な小津校区での取組み内容を知りたい。

・具体的なことは分からなかったが、良いモノを作り始めようと動いてくれているのだと思った。協力できることはしていきたい。

・子どもは子どもなりに良い学校にしようと考えているので、子どもたちの意見も取り入れられると良いなと思った。

・地域にはたくさんの団体が活動しているので、個々の団体の活動が繋がればもっと大きな活動になるように思った。

・公民館の活動とコミスクの結び付け方を考えさせられた。

当日の資料です

「Adobe Reader(Acrobat Reader)」ダウンロード PDFファイルを閲覧するには「Adobe Reader(Acrobat Reader)」が必要です。お持ちでない方は、左記のボタンをクリックして、ソフトウェアをダウンロードし、インストールしてください。
お問い合わせ
教育政策課

みなさまのご意見をお聞かせください

このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか

※当フォームは、返信不可能のため、ご質問にはお答えすることができません。