あしゆび市民モニター
足の健康とからだ全体の健康との関係を検証するため、また「あしゆびプロジェクト」を広く市民の皆様に知っていただくために、令和2年度から「あしゆび市民モニター」事業(オーダーメイドインソールを入れた靴を3か月間使用し、その前後の足の変化を分析する事業)を実施しています。
令和4年度
令和4年度検証結果報告
一定期間個人の足の特性に合わせたオーダーメイドインソールを使用することにより、「足指の浮きの改善」「バランス能力の向上」「慢性の疼痛や疲労の軽減」についての効果が期待されることが明らかになりました。
結果の概要(報告より抜粋)
モニター214人のうち、3か月後再測定を実施した198人で効果を検証
●着指本数の変化
・右足の着指増加人数 51人/190人(26.8%)・左足の着指増加人数 56人/184人(30.4%)
●バランス能力の改善率
・右足のバランス改善 130人/198人(65.7%)・左足のバランス改善 131人/198人(66.2%)
●痛みの改善率
アンケートに回答した178名のうち体に何らかの「痛み」があると回答した方131人で検証
・96名(73%)が改善
詳しい内容は、コチラ↓をご覧ください。
令和3年度
モニター1年後アンケート
モニタリング後の行動変容効果や、足を整えることによる身体への影響などを確認するため、令和3年度に参加された「あしゆび市民モニター」へ1年後アンケートを実施しました。
実施期間:令和4年12月1日~令和5年1月20日
対象者179名のうち回答者166名(回答率92.7%)
アンケート結果から、インソールの使用が、足の疲れや痛みの緩和、運動パフォーマンスの向上につながっているだけでなく、身体の他の部分の痛みや疲れの緩和にもつながっており、インソールの使用頻度が多いほど、その実感は高くなっていることが分かりました。
また、モニターへの参加が、健康を意識するきっかけや、足を整えることへの関心につながっており、健康づくりのきっかけとなったことがうかがえました。
令和3年度あしゆび市民モニター1年後アンケート結果 (PDFファイル: 198.6KB)
令和3年度 検証結果報告
一定期間個人の足の特性に合わせたオーダーメイドインソールを使用することにより、「足指の浮きの改善によるバランス能力の向上」「軽・中程度の外反母趾および内反小趾の改善」「慢性の疼痛や疲労の軽減」についての効果が期待されることが明らかになりました。
【検証結果の概要】(報告より抜粋)
参加モニター214名のうち、3か月後計測を実施できた187名で効果を検証
●3か月間のインソール使用後の「浮指」「外反母趾」「内反小趾」の改善率
・浮指=右足37.4%(187人中70人が改善)/左足32.1%(187人中60人が改善)
・外反母趾=右足36.5%(52人中19人が改善)/左足41.5%(53人中22人が改善)
・内反小趾=右足55.0%(111人中61人が改善)/左足44.5%(128人中57人が改善)
●「痛み」の改善率
事前アンケートで腰や下肢に「怪我や痛み」があると回答し、3か月後計測時アンケートで症状が改善したと答えた人の割合
全体で77%が改善<年代別>
・10代=88%(11人中9人が改善)
・20代=100%(5人中5人が改善)
・30代=78%(9人中7人が改善)
・40代=67%(12人中8人が改善)
・50代=76%(17人中13人が改善)
・60代=86%(14人中12人が改善)
・70代=69%(13人中9人が改善)
・80代=67%(6人中4人が改善)
●「浮指の改善」と「痛みや疲れの改善」の関連性(2回目測定時における個人の感想)
・足趾が少しではあるがつくようになり、腰痛が緩和した。
・足圧のバランスも良くなった。疲労感が緩和した。
・右外足関節の痛みがなくなった。
※詳しい内容はコチラ↓をご覧ください。
令和3年度 あしゆびプロジェクト 足計測分析業務報告 (PDFファイル: 1.7MB)
令和2年度
モニター1年後アンケート
モニタリング後の行動変容効果や、足を整えることによる身体への影響などを確認するため、令和2年度参加された「あしゆび市民モニター」に、1年後アンケートを実施しました。
アンケート対象者96名のうち回答者75名(回答率78.1%)
アンケートに答えてくれたモニターの声から、インソールを使用し足の状態を整えると、足の痛みだけでなく、身体の他の部分の痛みや疲れの緩和につながることが体感としてうかがえます。
また、モニター事業が健康づくりのきっかけになったことや、あしゆびプロジェクトを理解するきっかけになったこともうかがえます。
令和2年度 検証結果報告
結果として、個人の足の特性に合わせたオーダーメイドインソールを使用することにより、足の状態が整えられると「浮指」や「外反母趾・内反小趾」が改善され、それに伴い、からだ全体のバランスが整えられることで、からだの他の部分の痛みや疲れが緩和される傾向にあることが、具体的数値や市民モニターの感想から分かりました。
【検証結果の概要】(報告より抜粋)
参加モニター101名のうち、3か月後計測を実施できた98名で効果を検証
●3か月間のインソール使用後の「浮指」「外反母趾」「内反小趾」の改善率 ※計測結果より
・浮 指 = 45%(98人中44人が改善)
・外反母趾 = 43%(98人中42人が改善)
・内反小趾 = 59%(98人中58人が改善)
●以前からあった「痛み」の改善率(年代別) ※計測時のアンケートより
・10代 = 82%(11人中9人が改善)
・20代 = 67%(3人中2人が改善)
・30代 = 40%(10人中4人が改善)
・40代 = 60%(20人中12人が改善)
・50代 = 56%(18人中10人が改善)
・60代 = 67%(18人中12人が改善)
・70代 = 47%(15人中7人が改善)
・80代 = 33%(3人中1人が改善)
●具体的な痛みなどの改善状況 ※計測時のアンケートより
・60代女性:ふくらはぎがつる症状がなくなった
・10代男性:サッカーで捻挫しなくなった
・60代男性:両ひざの痛みが緩和された
・50代女性:足底筋膜炎の痛みがマシになった
・30代女性:勤務中(看護師)のひざと腰の痛みが楽になった
※詳しい内容はコチラ↓をご覧ください!
この記事に関するお問い合わせ先
〒595-0013 泉大津市宮町2番25号 健康づくり課(保健センター)
電話番号:0725-33-8181 ファクス:0725-33-4543
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更新日:2023年08月01日