キーヤン(木村英輝氏)の作品をラッピングした「ふれあいバス」が市内を巡回しています

更新日:2024年09月25日

泉大津市では、高齢者や障がい者、妊産婦、乳幼児連れの人などの積極的な社会参加を促進するために、福祉バスとして3台のふれあいバスが、市内3コース(北・中・南回り)で、公共施設や福祉施設などを循環運行しています。

今回、ふれあいバスを多くの人に知ってもらい、利用者の増加を図るために、泉大津市出身の有名絵師で、同市文化芸術のまちづくり応援大使である木村英輝氏の3作品を3台のバスにそれぞれラッピングを行いました。
木村作品をラッピングした「ふれあいバス」は、9月24日(火曜日)から運行を開始し、市内を巡回しています。

木村氏の数多くの作品から3作品に絞り込む際には、天・地・水をテーマにしており、「天」をテーマとした作品として天空を舞う「蝶」を、「地」をテーマとした作品として大地を駆ける「象」を、「水」をテーマにした作品として水辺から滝を登る「鯉」を選んでいます。また、作品の色合いについても、ふれあいバスが巡回する3コースのシンボルカラー(中回りコースが緑、北回りコースが赤、南回りコースが青)に合わせ、中回りコースに緑の色調を多く使用した「蝶」を、北回りコースに赤の「象」を、南回りコースに青の「鯉」を採用しています。

ラッピングをした3台のふれあいバス

木村作品をラッピングした 3台のふれあいバス

木村氏の特徴である躍動感にあふれ、鮮やかな色彩で力強いタッチの作品がラッピングされたバスが市内を巡る姿を目にしていただき、利用者だけでなく、市民の方々にも、わくわく感をお届けするとともに、地域活性化や芸術振興の一助になることが期待されています。

※ふれあいバスについての詳細は、こちらから

 

木村英輝氏について

泉大津市出身の絵師。日本のロック黎明期に、オルガナイザーとして数々の伝説的イベントをプロデュースし、還暦を迎えるにあたり絵師に転身しました。手がけた壁画は国内外で250カ所を超える。マツダスタジアムのコイの壁画や京都の青蓮院の蓮の襖絵などが代表作です。木村氏の作品は、大胆な色使いと独特のデザインで、多くの人々を魅了しています。

泉大津市では、市の地域産業である毛布に木村氏のデザインをプリントした「アートブランケット」の制作や、市政80周年を記念した「だんじり絵図屏風」の展示、テクスピア大阪1階エントランスには高さ4メートル・幅20メートルの壁画「Danjiri&Carp are Dragons in Heaven」が制作されています。今後も木村氏は応援大使として文化芸術を通じて泉大津市をPRする予定です。

 

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