お薬手帳を一冊にまとめてポリファーマシーを予防しましょう

更新日:2024年06月28日

ポリファーマシーとは

薬をたくさん服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなっている状態をいいます。

単に服用する薬が多いことではありません。

多くの病気や体調不良などで複数の医療機関や診療科を受診することにより、薬の種類が増えたり、似た成分の薬が重複して処方されることから、薬全体の把握や管理が難しくなり、ポリファーマシーが起こります。

高齢者は副作用が起きやすいので特に注意しましょう

加齢により、肝臓や腎臓の働きが弱くなり、薬を分解したり、体の外に排泄するのに時間がかかるようになります。また、薬の数が増えると、薬同士が相互に影響し合うこともあります。そのため、薬が効きすぎてしまったり、効かなかったり、副作用が出やすくなったりすることがあります。

薬を飲んでいて、このような症状はありませんか?

食欲低下・めまい・ふらつき・眠気・気分が沈む・おしっこが出にくい・便秘・もの忘れ

ポリファーマシーを解決するには

すべての薬を一冊のお薬手帳にまとめましょう。
  • 複数の医療機関から処方された薬等の記録があることで、新たな薬が処方される時に、副作用や飲み合わせの悪い薬を避けることができます。
  • 毎日飲んでいるサプリメントや健康食品がある場合は、そのことも薬剤師に伝えましょう。
  • 電子版お薬手帳もあります。
薬が変わったり、追加された時は、いつもと違う症状がないか注意しておきましょう。
  • いつ頃、どのような症状が出たのかメモしておきましょう。
勝手に薬をやめたり、減らしたりせず、かかりつけ医やかかりつけ薬局に相談しましょう。

泉大津市国民健康保険加入者で、複数の医療機関から6種類以上の薬を処方されている方へ、健康リスクの軽減を目的に「お薬相談通知書」をお送りしています。

・この通知が届いた方はお薬手帳をもってかかりつけ薬局に相談しましょう。

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監修:泉大津薬剤師会

この記事に関するお問い合わせ先

〒595-0013 泉大津市宮町2番25号 健康づくり課(保健センター)
電話番号:0725-33-8181 ファクス:0725-33-4543

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