平成22年度食育イベント「わくわく農業体験」の報告
平成22年3月に泉大津市食育推進計画を策定したことを受け、”食でつながる人・未来”を理念に、時代を担う”こども”に焦点をあて、食育を推進する事業の第一弾として「わくわく農業体験」を開催しました。
都市化にともない、田畑の少ない本市では、作物の育つようすをみたことのない子どもたちもおり、子どもたちに農業体験を通して、食物を育てる大変さ、大切さなどを知ってもらうことを目的に、市内板原地区の畑(1,007平方メートル)に、たまねぎや大根を育ててもらいました。
植え付け体験イベント(9月5日)
9月5日(日曜日)午前10時から、板原地区の畑に56組(大人103人、子ども98人)が参加し、食育イベント「わくわく農業体験」がスタートしました。
説明を聞いたあと、自分の畑にセット球(親指くらいに育ったたまねぎ)を、一つ一つ丁寧に植え付けていきました。
小さな「たまねぎ」に興味津々です。
各家庭での栽培
植え付けから翌年2月の収穫祭までの間は、各家庭で栽培をしました。暑い時期にもかかわらず、水やり、草抜きなど畑に足を運んでいただきました。
参加された子どもたちが、栽培中のことを日誌にまとめてくれました。くわしくは、下記の「平成22年度わくわく農業体験栽培日誌」(PDFファイル)をご覧下さい。
平成22年度わくわく農業体験栽培日誌 (PDFファイル: 1.6MB)
収穫体験イベント(2月26日 午前)
植え付けをしてから約半年が過ぎ、大切に栽培されてきた作物もいよいよ収穫の時期を迎えました。2月26日(土曜日)市内板原町の畑で収穫イベントを実施しました。
たまねぎ、大根の他、ブロッコリーやにんじん、白菜なども栽培されました。 普段、スーパーなどで売られている野菜が、畑でこんなふうに育っているんだ・・・と、実際に子どもたちにも見ていただける機会になったのではと思います。
かなり大きいのかな? 3人がかりで収穫です。
上手に収穫できるかな? イベントでは、期間を通して草抜きなど畑の手入れを頑張った方へ『毎日がんばったで賞』や、収穫した作物の重さを量って決める『ジャンボたまねぎ賞』などが選ばれました。
重さ、どうだったかな?
手入れが行き届いた畑です
試食・表彰・講演(2月26日 午後)
午後からは、保健センターで収穫したたまねぎを使った料理の試食会、各賞の表彰、講演会を行いました。
試食メニューとして、たまねぎたっぷり「キーマカレー&ナン」、甘さがおいしい「焼きたまねぎ」、「オニオンスープ」の3品を提供。
メニューの考案、試食づくりには、食育推進委員会のメンバーとして日頃から”食”をとおして市民の健康をよくする活動を行っている泉大津・高石フリー活動栄養士会および泉大津市食生活改善推進協議会のみなさんにご協力いただきました。
当日の試食メニュー、泉大津市食生活改善推進協議会のみなさん(愛称ヘルスメイト)おすすめのたまねぎメニューは下記の「平成22年度わくわく農業体験試食メニューレシピ&おすすめたまねぎレシピ」(PDFファイル)をご覧下さい。
平成22年度わくわく農業体験試食メニューレシピ&おすすめたまねぎレシピ (PDFファイル: 477.7KB)
試食のあとは、『ジャンボたまねぎ賞』や『毎日がんばったで賞』の表彰式、続いて泉大津市食育推進委員会の中尾卓嗣副委員長による講演会が行われました。
受賞おめでとう!
泉大津の食育ではお馴染みの「うんち博士」こと中尾卓嗣氏による講演
会場では、収穫された作物や、栽培中の様子がわかる写真や子どもたちが書いた栽培日誌などが展示されました。
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更新日:2023年08月01日