一般社団法人ロングスプーン協会と包括連携協定を締結しました

更新日:2024年06月07日

新たなこども食堂のカタチ ~フードリボンプロジェクトの普及啓発~

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令和6年6月7日に一般社団法人ロングスプーン協会と「すべてのこどもたちが当たり前にお腹いっぱいになれる社会の実現を目指して」連携協定を締結しました。

今後は、本協定に基づき、こどもの貧困問題に関し、「フードリボンプロジェクト」を柱として連携を進めていきます。

背景

本市では、こども食堂の数は徐々に増えていますが、毎日開催している食堂は少なく、食事を提供できる機会が限定的であるため、「今」食事を必要としているこどもへの提供機会の増加が課題でした。

「フードリボンプロジェクト」は、食事を必要とするこどもたちへ食事をする機会の増加を図ることを主な目的としており、こども食堂を補完することができる本プロジェクトに官民連携で取り組むことは、本市の抱える課題の解決に繋がると期待できます。

今後の展開

市内の飲食店などに対し「フードリボンプロジェクト」の普及啓発を図り、実施店舗を支援するために、市がリボン掲示用ボード、のぼりなどスタートアップキットを準備します。また、市のホームページなどで実施店舗をお知らせし、地域で、まちぐるみで、こどもたちの一食を支えていきます。

他にも、こどもの貧困に関する講演会や勉強会を開催するなどし、こどもの貧困問題の解決に向けた取り組みを進めます。

調印式における両代表者コメント

泉大津市・南出賢一市長

『フードリボンプロジェクトは、地域の飲食店と地域の方が一緒になってまちぐるみで、こどもの一食を日常的に支えることができる新たなこども食堂のカタチです。これは、まさに本市が現在様々に取り組んでいる官民連携市民共創型の取組であり、本市だけでなく全国の課題解決になる取組であると感じています。

連携協定のもと、ロングスプーン協会様とともに本プロジェクトをしっかりと普及啓発し、ひとつでも多くの飲食店事業者に参画いただくとともに、地域の方にも賛同いただき、ひとつでも多くのフードリボンを増やすことで、すべてのこどもが食事に困らず、安心して笑顔で育ち、育てられるまちを実現していきたいと考えています。

そしてこの取組が、泉大津市から全国に広がり、こどもたちが当たり前にお腹いっぱいになり、将来の夢を持つことができる社会の実現に向けて、しっかりと発信していまいります。』

一般社団法人ロングスプーン協会・橋本展行代表

『ロングスプーン協会では、生まれた場所がどこであろうと、育った境遇がどうであろうと、「ご飯を食べ、社会に見守られ、元気に外を駆けまわるそんな光景が、全ての子ども達にとって当たり前で、空腹を抱えて困ることがない社会の実現を目指して活動しています。

全国で、徐々に参加いただく飲食店が増加しておりますが、より多くの飲食店の参加を目指しています。今回、初めて自治体と連携協定の締結となったが、泉大津市と協同してこどもたちにアプローチできることが最大のメリットに感じており、泉大津市をモデルケースとして、活動の取組を全国に発信していきたい。』

調印式写真

左:南出賢一市長 右:橋本展行代表

包括連携に関する協定書

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こども政策課