ロタウイルスワクチン
対象者
令和2年8月1日以降に生まれたお子さんで、以下の月齢の方 ※2種類のワクチン(経口接種)があり、どちらを接種するかによって接種可能な月 齢と接種回数が異なります。
- ロタリックス:出生6週0日後から24週0日後
- ロタテック:出生6週0日後から32週0日後
接種方法
ロタウイルスワクチンは2種類あり、それぞれ接種回数や接種時期が異なります。 ロタリックス 出生6週0日後から24週0日後までに27日以上の間隔をあけて2回接種が必要です。 ロタテック 出生6週0日後から32週0日後までに27日以上の間隔をあけて3回接種が必要です。 ※どちらのワクチンも標準は出生14週6日後までに接種を開始します。
実施場所
指定医療機関(下記母子保健予定表に掲載の「市内指定医療機関・育児相談」参照)
持ち物
母子健康手帳・子ども医療証および健康保険証 ※予診票は指定医療機関に備えています。
費用
対象月齢内であれば無料 (令和2年9月30日までは任意接種となり全額自己負担となります)
ロタウイルス胃腸炎について
ロタウイルスというウイルスが原因で引き起こされ、乳幼児に多く起こる感染性胃腸炎の一つです。激しい下痢や嘔吐によって脱水を起こしやすく、けいれんがみられることもある最も重症化しやすい乳幼児の胃腸炎です。
ロタワクチンについて
2種類のワクチンがあり、どちらも経口接種のワクチンです。 ロタリックスは1価の弱毒生ワクチンです。 ロタテックは5価の弱毒生ワクチンです。 ※2種類とも予防効果や安全性に差はありません。
副反応について
下記「副反応が起こった場合について」をご参照ください。
注意事項
接種後は腸重積症に気をつけましょう。
- 腸重積症は、腸の一部が隣接する腸管にはまり込む病気で、速やかな治療が必要です。
- ワクチンの接種にかかわらず、3か月~2歳くらいまでの赤ちゃんがかかりやすい病気です。自然発症が生後3~4か月ごろから増えるため、ワクチンの接種は早めに開始して早めに最終回まで終わらせてください。
- ワクチン接種後(特に初回接種後)1~2週間くらいの間はかかりやすくなると報告されています。
- 次のような様子が一つでも見られるときは、医療機関に受診しましょう。
◇「突然激しく泣く」 ◇「機嫌が良くなったり不機嫌になったりを繰り返す」 ◇「便に血が混じる」 ◇「嘔吐を繰り返す」 ◇「ぐったりして顔色が悪い」 対象以外の接種は予防接種法に基づかない接種(任意接種)となり、万が一、健康被害を受けた場合は、「健康被害救済制度」の対象外となります。 「副反応が起こった場合について」をご参照ください。
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更新日:2023年08月01日