泉大津市津波避難計画
東日本大震災以降、平成23年6月に津波対策の推進に関する法律が施行され、住民ひとりひとりの生命、身体の安全を確保するため、迅速かつ適切な避難行動がとれるよう津波避難計画を策定し、住民に周知することが定められました。 平成24年8月には、内閣府から「南海トラフの巨大地震」における津波浸水想定が公表され、平成25年8月に大阪府より本市の詳細な津波被害想定が公表されました。 これらに基づき、津波浸水想定区域の地域の皆さまには、平成25年10月から平成26年2月までの間に住民ワークショップにご協力をいただき、その成果を踏まえた具体的な避難計画を策定しました。 この計画では、南海トラフの巨大地震による「最大クラスの津波」を対象とし、地震津波発生直後から津波が終息するまでの概ね数時間から十数時間の間において、住民等の生命、身体の安全を確保するために、円滑な津波避難を実現することを目的としています。
泉大津市津波避難計画(平成26年6月) (PDFファイル: 6.8MB)
津波避難の基本方針
南海トラフでの地震発生後、泉大津市に約95分で最大4.4メートルの津波が到達することが想定されています。 身の安全を確保して、津波警報や大津波警報が発表された場合や強く長い揺れを感じたら、南海本線より東の避難目標地点へ避難しましょう。
避難が困難な場合は垂直避難を
警報の発令を知るのが遅れたときや避難が困難なときなど、十分な時間が確保できない場合は、近くの避難ビルへ避難しましょう。 津波避難ビルには、入口付近に下図のような看板を設置しています。
津波避難時の心得
- 動きやすい服装で、隣近所で助け合いながら避難しましょう。
- 避難の前に火気を確かめ安全に消しましょう。必ずガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを切りましょう。
- 高齢者やお子様、身体の不自由な方などで支援を必要とする方は早めの避難が必要です。また、ご近所の人は支援を要する人に声をかけ、避難支援に協力をお願いします。
- 避難は徒歩が基本です。車での避難は控えましょう。車は道路の不通で動けなくなる場合があり、緊急車両の通行の妨げになります。
- 津波は繰り返しやってきます。また、最初の波より次の波が大きいことがあります。
- 津波警報や大津波警報が解除するまで独自の判断では戻らないでください。
- 津波は河川を伝わり遡ってきます。海岸や河川から離れてください。
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更新日:2023年08月01日