楽しく防災を学ぶ「いずみおおつ版防災かるた」を作製! (平成28年6月1日)

更新日:2023年08月01日

 WHO(世界保健機関)が推奨する「セーフコミュニティ(SC)」の国際認証取得をめざす大阪府泉大津市(伊藤晴彦市長・人口約76,000人)では、SC災害安全対策委員会において、防災意識の向上を目的とした「いずみおおつ版防災かるた」を作製した。

 SC災害安全対策委員会は、自主防災組織・民生委員児童委員協議会・老人クラブ連合会・PTA協議会などの地域団体、警察・消防・土木事務所などの関係行政機関等、分野の垣根を越えた19名のメンバーで構成されている。

 対策委員会では、重点課題の一つとして防災意識が低いことがあげられた。そのため、防災への関心を寄せる工夫を検討し、子どもから高齢者までが楽しみながら 防災を学べるツールとして、防災かるたの作製に至った。

 作製にあたっては、対策委員会委員が考えた読札に対し、市立中学校の美術部が絵札を作画した。かるたには泉大津市の特色を詠んだ札も盛り込まれており、市内の幼稚園・保育所・認定こども園・小・中学校に配布し、その他希望があれば貸し出す。

 SC災害安全対策委員会の平松委員長(自主防災組織連絡協議会推薦)は、「高い確率で発生が予想される南海トラフ巨大地震の津波に加え、4月の熊本地震があったように、私たちが暮らす泉大津市でも大地震や津波に襲われる可能性がある。防災かるたで泉大津の過去と予想される災害を知り、疑似体験し、生き残る知恵を体得してほしい。」と話している。

いずみおおつ版防災かるた

防災かるたで遊ぶ保育園児

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