平和メッセージ展開催(平成23年7月21日)
「平和の風を吹き起こそう」~うちわに乗せた1,033点の平和を願うメッセージ~
泉大津市では、7月8日から12日まで、南海泉大津駅前の商業施設アルザ泉大津1階アトリウム(旭町18-3)で、平和を祈念し「平和メッセージ展」を開催。(開館時間は、午前7時から午後11時まで。)
平和メッセージ展は、平和の尊さ・大切さについて市民に考えてもらおうと、「平和はひとりひとりがつくるもの。平和の風を吹き起こそう」をテーマに、うちわにイラストを描いてもらう企画で、平成8年から実施し今年で16回目。6月中に市内の8小学校・2幼稚園や市役所・公民館などの公共機関に申込用のうちわを置くなどして、市内小学校児童・幼稚園児や市民に、平和に関する絵画や標語などを直接うちわに描いてもらった。
うちわは、全部で1,033点(小学生904点、幼稚園90点、一般39点)。友だちと笑顔で楽しく遊んでいる風景や家族が仲良く過ごしている姿などがイラストや貼り絵で描かれており、どれも市民の平和への祈りが感じられる作品ばかり。
7月8日には、最優秀賞と特選および泉大津市戦没者遺族会賞に選ばれた作品、計7点の表彰式が行われた。
神谷昇市長から「3月11日には東北地方が津波で大きな被害がでました。今もなお避難所生活を続けている人が大勢います。このような時期に、うちわに平和を願う絵を描いてもらうことで、命の尊さや平和の大切さ戦争の悲惨さを考えてもらえるきっかけになったと思います。これからもその気持ちを忘れないで持ち続けてください」とのメッセージのあと、最優秀賞の仁科朝陽(にしなあさひ・条南幼稚園・年長)さん他6人にそれぞれ表彰状と図書カードが市長、戦没者遺族会会長から渡された。
そのほか市では7月28日(木曜日)に、事前申込をした泉大津市民と京都の立命館大学国際平和ミュージアムなどを訪れる「平和バス見学会」を開催する。
さらに、8月1日(月曜日)から5日(金曜日)まで、市役所1階市民ロビーで戦争の悲惨さをとらえたパネルを展示する「平和パネル展」を行う。同展では、米軍空撮写真や防空訓練など戦時下の市民の暮らしや空襲のすさまじさを伝える「大阪空襲・市民生活」のパネル約20点を展示するほか、上記平和メッセージ展で入賞した78点も展示する。
平和メッセージ展の開催風景
平成23年度入選作品
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更新日:2023年08月01日