泉大津市版事業仕分けを実施(平成23年8月26日)

更新日:2023年08月01日

外部評価委員と市担当者が、公開の場で議論を行う

 泉大津市では7月31日、テクスピア大阪(同市旭町22-45)にて、平成23年度泉大津市行政評価委員会「泉大津市版事業仕分け」を実施した。

 これは、大学教授、市内在住の行政経験者が、市の事業担当課と議論し、外部の客観的な視点を入れた公開の場において、市が行っている事業のあり方を評価するもので、市民サービスの向上や業務のいっそうの効率化を図るためのもの。また、公開の場における議論、評価を通じて、市政の透明性の向上、市の説明責任の徹底を図ることを目的とする。市ではその後、議論された内容や評価結果を踏まえた検討を行い、事業の見直しに活用する。

 今回対象となる事業は、原則として次の3つの視点から市民や外部の方に議論してもらうことが有意義と考えられる事業で、広報紙発行事業、企業誘致奨励金、シルバーハウジング事業など7つの事業を選出。

  1. 外部の視点からの議論が有意義であると考えられる事業
  2. 過去の事務事業評価を踏まえ、評価による見直し効果が見込めると考えられる事業
  3. 一定の事業規模を有し、評価による見直し効果が見込まれると考えられる事業

 行政評価委員会は、だれでも傍聴が可能で、会場には約50人の市民が集まり、行政評価委員と市担当者との議論を熱心に聞いていた。

 市では「今回議論されたなかには、行政だけでは気づかなかったこともある。また、さまざまな改善策など事業の具体的な手法も議論された。市では今後、議論された内容や評価結果を踏まえさらに検討し、今後の事業の見直しに活用していきたい」としている。

事業仕分け風景
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