市立病院がクレジットカード払い制度を9月1日から導入(平成23年9月13日)
~モバイル端末機を活用した病棟などでのカード決済や、デビットカードの取り扱いも開始 近隣自治体病院では初の試み~
泉大津市立病院(同市下条町16番1号 開設者:泉大津市長 神谷昇 病床数230床)は9月1日から、新しい診療費納付方法としてクレジットカード・デビットカード払い制度を導入する。併せて、カード決済専用端末として、持ち運びができるモバイル端末機(無線)も導入し、入院病棟のデイルームなどでもカード決済が可能になるという。デビットカードの取り扱いやモバイル端末機の導入は近隣自治体病院では初の試み。利用者の利便性向上になりそうだ。利用できるクレジットカードは「UC」「JCB」「AMERICAN EXPRESS」「VISA」「MasterCard」「ダイナースクラブ」「クレディセゾン」。支払い回数は一括、リボ払い、最大24回の分割払いとなる。
これにより、急な病気やけがにより突然の出費が発生した場合や長期入院になった際、患者や家族は事前に現金を用意することなく、カードで支払うことが可能になる。また、手持ちの金融機関のキャッシュカードがそのまま利用できるデビットカードも導入する。ATMで現金を下す必要がなくなるため、「現金を落とす」、「盗難にあう」などの現金保管への不安が解消される。またデビットカードは取扱い時間内であれば、休日でも手数料がかからないのも魅力の一つ。
これらのカードは自動精算機などの専用端末に暗証番号を入力することで支払いが可能で、専用端末として利用できるのは、病院1階フロアーに設置されている自動精算機(2台)、会計窓口に設置されている窓口精算機(1台)と、今回、新たに導入した持ち運びができるモバイル端末機。モバイル端末機はFOMA通信モジュールが端末本体に内蔵されており、無線通信回線を利用し、決済するもの。(利用が制限される場所あり)形状は幅74×奥行188×高さ34.5ミリメートル、質量350g。
泉大津市立病院では「これまでも入院患者の方から『現金保管が不安』、『部屋で精算できないか』などの声が寄せられていた。今回のカード決済やモバイル端末の導入で患者様の声を少しでも反映することができたのでは」としている。
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更新日:2023年08月01日