台風12号の被害にあった、市町村広域災害ネットワーク加盟市へ、救援物資を搬送(平成23年9月17日)
台風12号は9月2日から5日にかけ、関西地方に甚大な被害をもたらしました。特に、記録的な大雨により、浸水や土砂災害が発生し、多くの犠牲者とともに、道路が寸断され孤立集落や家屋倒壊など未だ被害の全容がわかっていない状況下にあります。
そのような状況の中、泉大津市では、9月5日に市町村広域災害ネットワーク加盟市(現在15自治体が加盟)で、今回の台風で被害の出た兵庫県高砂市から、「市内約2,200戸が床上・床下浸水した。これによる、防疫に使用する消石灰を37,500キログラム入手したが、未だ20,000キログラムが不足している。至急の対応をお願いしたい」との応援要請があった。
泉大津市では、他の市町村広域災害ネットワーク加盟市に連絡する一方で、消石灰20キログラム入り1,000袋(20,000キログラム分)を用意し、翌日の9月6日に発送した。
さらに、9月6日には泉大津市と友好都市である、和歌山県日高川町では人的被害を含む甚大な災害が発生し、多くの住民が避難されている状況が確認されたため、泉大津市の災害用備蓄毛布200枚を即日職員により町役場に搬送した。
泉大津市では「現在、市町村広域災害ネットワークは、東海から九州の14府県15の自治体間で、災害時の応急対策や復旧措置などで広域連携を図るために締結している。加盟自治体で、今回のような台風災害などが起きた場合には、他の自治体と連携し迅速に対応していきたい」としている。
高砂市へ届けた防疫に使う消石灰
日高川町へ届ける災害用備蓄毛布を積み込んだトラック
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更新日:2023年08月01日