緊急的に一時避難できる津波避難ビルを指定(平成24年3月)
大規模地震に伴う津波発生時に、緊急的に一時避難できる津波避難ビルを指定!
泉大津市は、近い将来、発生が危惧される東海・東南海・南海地震の3連動地震等に伴う津波が発生、または発生する恐れがある場合に備え、住民が緊急的に一時避難できる津波避難ビルを2月末までに35施設指定した。
市では、東日本大震災後、現在想定されている津波の高さを暫定的に2倍となった場合を想定し、津波浸水予想地域内の避難場所確保のため、市沿岸部の民間マンションやホテル、事業所などと協議を進めてきた。
大阪湾沿岸に津波警報や大津波警報が発令されたとき、津波から身を守るためには、まず浸水予想地域外に避難することが基本であるが、指定された津波避難ビルは、警報発令を知るのが遅れたり、避難が困難なときなど、時間的余裕が極めて少ない場合に施設の廊下などの共用部を使用できることになっている。
市では今後も津波避難ビルの指定の取り組みを進め、指定施設は市ホームページなどで確認できるようにする。また、近々に府営住宅など7施設48棟を追加する予定。
市危機管理課は「泉大津市へは地震発生後、約90分で津波第1波が到達すると想定されている。慌てず、落ち着いて避難してほしい。」としている。
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理課
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
当フォームは、返信不可能のため、ご質問にはお答えすることができません。
更新日:2023年08月01日