市、社会福祉協議会、郵便局、大阪いずみ生活協同組合が高齢者の見守り訓練を開始(平成27年11月16日)

更新日:2023年08月01日

 11月18日、泉大津市は高齢者の見守りを強化するため、泉大津市社会福祉協議会・泉大津市内郵便局(10郵便局)・大阪いずみ市民生活協同組合と高齢者を見守るための図上訓練を開催する。民間事業者と合同の見守り訓練の開催は同市では初めての試み。

 これは同日、同市が泉大津市内郵便局と大阪いずみ市民生活協同組合と「高齢者を見守る官民パートナーシップ協定」を締結することを受け実施するもの。同協定では、郵便局や生協は配達や窓口などの日常業務で、郵便物がたまっているなど異変を感じる世帯を発見した場合、市に連絡を行い、連絡を受けた市は、情報収集・確認を行い、状況に応じて現場訪問や、警察への連絡などを実施するもの。

 日本の2015年の一人暮らし高齢者は約600万人と言われており、同市でも一人暮らし高齢者は約5500人と年々増加。一人暮らし高齢者の孤立死などが大きな社会問題となっている。そうした中、同市は、「まちの力を結集して孤立死を防ごう」と考え、今年度、地域の企業と市が協力して高齢者を見守るパートナーシップを立案し、この度、その趣旨に賛同した泉大津市内郵便局と大阪いずみ市民生活協同組合と協定を結ぶに至った。

 訓練は調印式終了後に実施予定。実際に異変を発見した想定で、市・社会福祉協議会・郵便局・生協で迅速な対応ができるよう連携確認を行い、今後に備える。

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