北朝鮮のミサイル発射に対して抗議文を送付(平成29年11月29日)
泉大津市では11月29日、朝鮮民主主義人民共和国が同日未明に行った弾道ミサイル発射に抗議し、同国政府に対し抗議文を送った。
抗議文では、「本年11月29日に貴国が弾道ミサイルを発射したことは、国連安全保障理事会決議に対する明白な違反であり、世界平和を希求する国際社会の意思を無視した暴挙であります。貴国は、弾道ミサイル発射を繰り返し行っているが、このような行為は、船舶や航空機の安全にも関わる重大な事態であるだけでなく、我が国の安全を脅かす行為であり、断じて許されるものではありません。よって、本市は、貴国の行ったミサイル発射に強く抗議するとともに、ミサイル開発を即刻中止されることを要請します。」としている(別紙参照)。
泉大津市では、朝鮮民主主義人民共和国が平成28年1月に行った核実験及び2月以降に行った弾道ミサイル発射に対しても抗議文を送付している。
なお、泉大津市では、昭和59年7月に非核平和都市宣言を行っている。(別紙参照)
抗議文
2017年11月29日 朝鮮民主主義人民共和国
金 正恩 国務委員長
日本国大阪府泉大津市長 南出 賢一
本年11月29日に貴国が弾道ミサイルを発射したことは、国連安全保障理事会決議に対する明白な違反であり、世界平和を希求する国際社会の意思を無視した暴挙であります。
貴国は、弾道ミサイル発射を繰り返し行っているが、このような行為は、船舶や航空機の安全にも関わる重大な事態であるだけでなく、我が国の安全を脅かす行為であり、断じて許されるものではありません。
よって、本市は、貴国の行ったミサイル発射に強く抗議するとともに、ミサイル開発を即刻中止されることを要請します。
非核平和都市宣言
世界の恒久平和は、人類共通の念願である。
しかるに、核軍備拡大競争は果てしなく続けられ、人類の生存に脅威をあたえている。
平和なくしては、市民の誇りと願いをこめた「市民憲章」のめざす明るく豊かな生活とよりよき社会環境はのぞめない。
よって、わが国の非核三原則が完全に実施されることを願い、すべての核保有国に対し核兵器の廃絶と軍縮を求め、平和を愛する私達のまちとして、泉大津市を「非核平和都市」とすることを宣言する。
昭和59年7月30日
泉大津市
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更新日:2023年08月01日