関西初!ベンチャー企業と連携し市民のごみ拾い活動を可視化する 専用SNS・ウエブサイトを開設(平成30年8月30日)

更新日:2023年08月01日

 泉大津市は、市民で行われるごみ拾い活動を可視化するSNS・WEBサイト「きれいにしよか!いずみおおつ」を、平成30年9月1日に開設し、運営を開始いたします。ベンチャー企業が運営する日本最大級のごみ拾いSNS「ピリカ」と連携し、市民のごみ拾い活動による成果の把握や、さらなる活性化を目指します。

 「きれいにしよか!いずみおおつ」は、京都大学発のベンチャー企業 株式会社ピリカ(東京都渋谷区、代表取締役:小嶌不二夫 以下、ピリカ)が運営する、日本最大級のごみ拾いSNS「ピリカ」の泉大津市版です。この度、関西の自治体として初めて※導入・開設をする運びとなりましたので、ご報告します。

≪概要≫

地域内のクリーン活動は、個人や団体ごとに行われることが多いため、地域全体での実態や効果の測定ができないという課題があります。SNS・ウェブサイト「きれいにしよか!いずみおおつ」を利用いただくことで、泉大津市内の清掃活動を可視化し、それぞれの活動を写真やコメントで互いに共有し合い、感謝を伝え合うことが可能になるほか参加者のモチベーションアップにつながることが期待できます。また、運営者である泉大津市は、SNS内の共有内容を通じて、地区ごと、季節ごとに落ちているごみの種類や増減を分析し、街の美化に対する施策の参考とすることができます。

※同日に和歌山県でも導入が決定しています。

≪SNS・サイトの機能≫

  •  実態の把握:利用者の投稿により、市内で拾われたポイ捨てごみの数や状況の把握ができる
  •  活動の活性化:参加者同士で「ありがとう」の気持ちを伝え合ったりコメントを送るなどのコミュニケーションが可能

■泉大津市 清掃活動強化の背景

泉大津市内におけるクリーン活動は、市民一人単位の地域清掃や市民団体など身近なところからごみゼロ大作戦(毎年5月30日付近の日曜日に実施)に合わせたボランティア清掃まで、様々な場面に広がってきています。そんな中、「ごみ拾いを市民運動に」を施政方針に掲げている泉大津市では、清掃活動の裾野を広げる手段が必要です。そこで、「きれいにしよか!いずみおおつ」開設によって、幅広い世代が利用するSNSを活用し、クリーン活動の輪を、市民全体に広げていくことを目指します。

■SNSピリカについて

 ごみ拾いSNSピリカは世界83カ国で利用され、累計8,500万個以上のごみを回収している世界最大規模のごみ拾いSNSです。

■株式会社ピリカについて

 株式会社ピリカは2011年に京都大学の研究室から生まれたベンチャー企業です。 これまで、世界83カ国から8,500万個以上のごみを回収した世界最大規模のごみ拾いSNS「ピリカ」の開発・運営、AIを用いた画像認識技術で、ポイ捨てごみの分布や深刻さを計測できるシステム「タカノメ」、河川や港湾に浮遊するプラスチックごみの調査手法「アルバトロス」を開発し、ポイ捨てごみ問題を始めとする様々な環境問題の克服に取り組んでいます。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課
電話番号:0725-33-1131(代表) ファクス:0725-22-6040
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