避難所開設訓練と災害対策本部訓練を開催(令和3年6月24日)

更新日:2023年08月01日

~混雑状況の可視化、女性の視点、AIの活用等を検証~

コロナ対策や最近の施策の進展を踏まえ、令和3年5月、国は防災基本計画を修正されました。コロナ対策としては、感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練の実施、パーティション等の備蓄の推進、アプリ等を活用した避難所の開設・混雑状況の周知。その他施策としては、女性の視点を踏まえた防災対策の推進、災害対応業務のデジタル化の推進などです。

泉大津市においても、コロナ対策や新しい施策を踏まえ、様々な整備してきたところですが、感染症が流行する中での災害は経験していません。よって想定通りできるのかを確認するため、次のとおり災害対策本部と避難所を連動させた職員訓練を開催いたします。

 

【概要】

日時:令和3年6月27日(日曜日)午前9時から正午

場所:泉大津市役所(災害対策本部訓練)

泉大津市立穴師小学校(避難所開設訓練)

 

【コロナ対策に配慮した避難所運営訓練】

避難所の開設を担当する職員と新人職員が、避難誘導・受付、パーティションや段ボールベットの組み立てについて確認します。

また、感染拡大防止の観点から今回の訓練では市民参加は中止としました。オンラインでコロナ禍での避難を知っていただけるよう、避難所開設の流れなどを動画にし、市民の皆さんに共有いたします。

 

【アプリ等を活用した避難所の開設や混雑状況の周知】

スマホでリアルタイムに避難所の開設や混雑状況を確認できるシステムを訓練で稼働させます。避難所にいる職員が混雑状況を入力し、市役所に設置した対策本部が確認を行います。

 

【女性の視点を踏まえた防災対策の推進】

女性の視点を踏まえた防災対策の推進として、今年度から、同じ災害対応業にあたる職員の防災服を男女統一のものとしました。新人職員は当日、男女統一の防災服を着用し、訓練に参加します。

 

【災害対応業務のデジタル化の推進】

AIとSNSを活用し、災害情報を抽出する、AI危機管理情報サービスを活用した被害情報の収集、自治体チャットツールを活用した職員の安否・参集確認訓練なども実施いたします。