市立小学校における仕上げ材の中に含有されるアスベストの確認について(令和3年10月25日)
市立条東小学校長寿命化改良工事の実施設計に係るアスベスト含有建材調査において、仕上げ材の中にアスベスト含有が確認されました。
1 確認された場所
泉大津市立条東小学校(泉大津市千原町二丁目12番1号)
東西校舎の天井を中心とした箇所(昭和45年7月建設・4階建て)
2 経緯
条東小学校では、令和4年度から3か年で長寿命化改良工事を実施するため、実施設計業務の一環として、アスベスト含有建材調査を実施したところ、7月13日(火曜日)に仕上げ材の中にアスベストの含有が確認されました。
・7月17日(土曜日)に気中濃度測定を実施しましたが、測定を実施した全ての箇所からアスベストは検出されませんでした。
・10月19日(火曜日)に2回目の気中濃度測定を実施しましたが、測定を実施した全ての箇所からアスベストは検出されませんでした。
3 現在の状態
・確認されたアスベストは、いわゆる吹き付けアスベスト等ではなく、仕上げ材の中に含有されているもので、合成樹脂やセメントなどの結合材によって固定されている状態です。
また、7月、10月に実施した気中濃度測定において検出されなかったことから、飛散はしていないものと考えています。
4 対策
・これまでの気中濃度測定でアスベストは検出されていないものの、児童の安全を第一に考え、今後の児童の安全対策に関する様々な手法を検討し、プレハブ仮設校舎設計プランの検討、概算事業費積算、庁内・各関係機関との協議を実施しました。
・これらの検討・協議を踏まえ、現在の校舎に児童が居ながら施工する当初の計画を変更し、プレハブ仮設校舎を建設し全児童を移動させます。
・児童の一斉移動完了後、長寿命化改良工事の中でアスベストの含有が確認された仕上げ材の全面除去を行います。
・市は、アスベスト対策推進本部を設置しました。
5 今後の対応
・児童がプレハブ仮設校舎へ移動するまでの間、引き続き定期的な気中濃度測定を実施します。
・気中濃度測定において検出された場合は、臨時休校措置を取ります。
・保護者説明会を10月28日(木曜日)、29日(金曜日)に開催します。
・他の学校施設も含め市有施設のアスベストの状況を確認中です。
【事業全体に関すること】 教育政策課
【設計・工事に関すること】 資産活用課
更新日:2023年08月01日