小中学校のトイレに生理用品を設置(令和3年11月19日)
すべての小中学校で必要な時に必要な児童・生徒がいつでも生理用品を使えるよう、市は全小中学校に生理用品を配布し、さらにモデル校の個室トイレに生理用品を設置した。
生理用品の設置については、各校の養護教諭が中心になり、必要な児童・生徒が必要なときに自由に使える状況にしようと各校において、工夫した取り組みが行われている。
小・中学校でモデル校を設定し、中学校では校舎内の女子トイレ全室に、メッシュのポーチに入れた生理用品を個室に吊り下げるなど、いつでも必要な時に使えるような状態にしている。生理用品の補充は、保健体育委員が担っている。
小学校では、小学4年生以上が使用する女子トイレの個室に設置し、清掃担当の児童が補充に協力している。その他の学校でも、職員室に近い一部のトイレの洗面台にサニタリーボックスを設置するなどの取組みを行っている。
今までは、急に必要になった児童・生徒に、保健室で配布していたが、経済的な理由だけでなく、恥ずかしくて言い出せない子や生理用品を持ち歩くのが嫌で長時間交換しない児童・生徒も女子トイレに設置することで、ストレスなく自由に使える。今後は、モデル校の取組みを全校に広げていく方針。
また、市では、11月1日より、市役所庁舎1階女子トイレ、駅前図書館シープラなどの公共施設の女子トイレ・多目的トイレに、生理用ナプキンを無料で提供するサービス「OiTr」を導入し、運用を開始している。
更新日:2023年08月01日