文化財デジタルアーカイブ『ORIAMデジタルヒストリー』の開設について(令和5年2月8日)

更新日:2023年08月01日

趣旨

  • 市の文化財をいつでも、どこでも閲覧することができる情報サイトを開設。
  • 身近な地域文化の面白さを気軽に知ることができるための取り組みで、児童から研究者まで幅広く活用できる内容。
  • 特に学校教育での活用を想定し、小学校3・4年で学ぶ地域の文化や歴史を知ることができる資料を多く掲載。
  • デジタル資料を学校の授業に活用してもらうため教員向けワークショップも開催予定。

内容

  • 市は、地域に根差した地域文化を保存・継承していくため、デジタル技術やネットワーク技術を活用して公開する取り組み「デジタルアーカイブ」を進めている。
  • 令和5年1月に市ホームぺージに公開された「泉大津市ORIAMデジタルヒストリー」は、市の地域の歴史や文化財をネット上で気軽に閲覧できることができるシステムで、民具や古い市内画像、市指定文化財田中家文書、古典籍コレクションなどを閲覧できる。
  • タイトルの「ORIAM」(おりあむ)は、市の地域産業である「織り」と「編む」を合わせた造語で、市の文化財施設「織編館」の名称が由来。
  • 市の歴史や文化を織りなしてきた人たちの痕跡を保存・継承していく想いが込められている。
  • 絵図や古地図と現代の地図を重ね合わせて表示できる「絵地図いまむかし」では、絵図に描かれた場所はどこなのかを知ることができ、一部は地図にたてられたピンをクリックすれば、その場所の古い写真を見ることができるようになっており、簡単に地域の「むかし」と「いま」を比較することができる。
  • 市指定文化財田中家文書は、3万点を超える文書群であるが、ほとんど公開されていなかった。そのうち100点の文書と絵図を全文公開している。翻刻を表示できる機能もあり、古文書を読んでみたいという方にも楽しんでいただける。
  • 朴斎文庫は、市立図書館が所有する貴重な古典籍群で、市の図書館設立を物語る地域資料だけでなく、ここでしか閲覧できない古典籍もある。

デジタルアーカイブを小中学校の授業で活用するため、教員向けの研修会を実施する。

開催日時 2月20日(月曜日)午後3時30分~5時

会場 市立図書館・シープラ

教育現場でデジタル教材を活用することで、児童らの好奇心や学びたい気持ちを膨らませる授業を行うことを目的としている。取材可能です。

令和5年度も引き続き、デジタルアーカイブの内容の充実を図っていくことを予定している。

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課
電話番号:0725-33-1131(代表) ファクス:0725-33-0670
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