日本郵便株式会社との協定締結について(令和5年3月30日)
~ネット時代における郵便局を活用したリアルでの防災情報発信等で連携~
大阪府泉大津市(市長:南出賢一、以下「泉大津市」)と日本郵便株式会社(泉大津市内郵便局、以下「日本郵便」)は、市内各所にある郵便局の機能とリソースを活用し、「市民の安心・安全な暮らしの実現」など7分野にわたる連携事項を定めた包括連携協定を3月30日に締結しました。今後、本協定に基づき、「防災」の取組みから連携をスタートさせます。
南海トラフ巨大地震の発生が危惧される中、令和4年6月に市が実施したアンケート調査では、備えをしている市民の割合は約5割。一人ひとりの防災意識を高めるため、持続的かつ効果的な啓発が求められています。近年、自治体においても主な情報発信手段となっているインターネットやSNSは拡散力がある一方で、情報の更新頻度が多く、常に市民の目に留まるようにしておくことが難しいため、その効果は一時的なものになりがちです。加えて、興味のない情報をわざわざ調べることはなく、無関心層やインターネットの利用が得意でない市民などへの啓発に課題もあります。
そこで、市内一円にあり、市民生活に根差した郵便局が、その強みを活かし、市の防災啓発に協力します。具体的には、市内に10か所ある郵便局窓口に総合防災マップなどを常時掲示。日常の中でリアルな媒体による防災情報に接する機会を増やし、ネットでの情報が届きづらい無関心層などへも情報を届け、防災意識の向上を図ります。
また、「防災」における取組みをはじめ、日本郵便の配達網を活かした地域の見守り活動への協力や、市政の情報発信の協力など、地域と関わりの深い日本郵便との連携ならではの市民サービス向上に向けた取組みを推進していきます。
包括連携協定における連携事項
- 市民の安心・安全な暮らしの実現に関すること
- 高齢者支援に関すること
- 市民サービスの向上に関すること
- 地域経済の活性化に関すること
- 未来を担う子どもの育成に関すること
- 環境に関すること
- 市のPRに関すること
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更新日:2023年08月01日