「大津おどり★REIWA★盆ダンス」を披露!!(令和4年7月14日)

更新日:2023年08月01日

 泉大津市無形民俗文化財に指定されている「大津おどり」を次世代の子どもたちにも継承していきたいと、令和の改元とともに生まれた「REIWA盆ダンス」が、7月23日(土曜日)に4年ぶりに開催される「市民納涼民踊大会」で披露する。

 市無形民俗文化財に指定されている「大津おどり」を次世代につなげるきっかけをつくりたいと、令和元年に大津おどり保存会をはじめ、あすとホールや地元団体、個人などで構成する「~いずみおおつ盆ダンスでつながろうプロジェクト~」を結成。

 「大津おどり」は、むかし、新田開発の際に大量発生したカニを退治したため、その供養として踊られたのが始まりとされている。江戸時代初期から伝わる踊りで、府内でも最古級の踊り。しかしながら、踊りが複雑で難しく、踊り手が少なくなってしまったことから、幅広い世代に大津おどりを普及させるため、プロジェクトでは、軽快なリズムと動きで、子どもたちにも覚えやすい新しい盆おどりを創作。「令和」への改元を記念し、「REIWA★盆ダンス」と名付けた。
 令和元年度の「市民納涼民踊大会」で初披露を予定していたが、当日イベントが雨天のため中止に。2年度・3年度は、コロナの影響によりイベントが中止になり、披露の機会が失われていた。

コロナ禍で途絶えてしまった「人びとのつながり」を大切にしたいとの思いから、今年は市内にある日本語学校の外国人学生(97名在籍)も招待。事前にREIWA盆ダンスをレクチャーし、イベント当日は「大津おどり保存会」が浴衣を貸出し、南公民館クラブの「よそおい会」が着付けを行うなど、地域の歴史を知り、日本の伝統文化に触れてもらう機会とする。
 日本語学校の教務主任は、学生にとって「日本文化を知るいい機会であり、地域のイベントに参加し、地域の方と交流できることは、2年間、泉大津市で日本語を学ぶ学生にとって、とてもいい経験になる。」とコメントしている。

 今年度の「市民納涼民踊大会」は市制施行80周年記念として、実施される。楽しく踊りながら、地域の文化を継承する人材を育成し、多様な人びとが伝統文化に気軽に触れることのできるまちを目指す。

「REIWA★盆ダンスのPR動画」ならびに「レクチャー動画」はユーチューブで配信中。

なおイベント当日は、模擬店の出店のほか、同じく市指定無形民俗文化財の「あびこ踊り」や各種民踊、ダンス発表など、世代を超えて楽しめる盆おどりも実施される。

この記事に関するお問い合わせ先

スポーツ青少年課
みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか
このページに関してのご意見がありましたらご記入ください。

当フォームは、返信不可能のため、ご質問にはお答えすることができません。