和歌山県橋本市と持続可能な農業の推進と安定的な食糧の供給・確保に向けた連携に関する協定を締結(令和4年8月23日)
泉大津市と、和歌山県橋本市が19日、持続可能な農業の推進と安定的な食糧の供給・確保に向けた活動等を通し、農業と食糧の安全・安心・安定した生産・消費の仕組みづくりを進めることを目的とした協定書を締結した。
地域住民らが多数見守る中、橋本市北部柱本地区にある芋谷の棚田で泉大津市の南出賢一市長と橋本市の平木哲朗市長が協定書に署名した。棚田は2月、農林水産省から「つなぐ棚田遺産」に選定されており、記念碑の除幕も合わせて実施した。
協定期間は令和9年3月31日まで。協定書における連携事項は農薬・化学肥料などの使用を抑制した安全な農業の推進、有機栽培による農業の実現に向けた調査・研究など6項目。
今後は、棚田を中心に地域の水田や畑を活用し、市内の小中学校給食に米を提供したり、両市の小中学生が農業体験で交流したりする。
当日は晴天に恵まれた中、南出市長は「橋本市の農産物を消費するとともにお互い顔の見える関係で交流し、棚田の維持に泉大津市も貢献できれば」と両市の発展に期待を込めた。平木市長は「販路開拓のきっかけを泉大津市につくってもらえた。さらに連携を深めたい」と話した。
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更新日:2023年08月01日