子育て中の避難は、どうすれば良い?11月13日(日曜日)に女性や子育て世代向け啓発イベントを実施(令和4年11月10日)

更新日:2023年08月01日

【津波防災の日 最終日 女性やこどもの安心・安全な避難を啓発】

近年、災害は激甚化・頻発化傾向にあり、市民自らが命を守る知識と行動を身に付けることは、ますます重要になっています。直近のアンケートで住民の49%が「災害に備えていない」と回答しており、特に若い子育て世代の関心が低い傾向です。

今まで、災害時の避難所では女性や子育て世代は着替えやトイレ、授乳などさまざまな問題に直面してきました。そこで、全国一斉で津波防災の取組みを進める16日間の最終日である11月13日(日曜日)に女性やこどもが安全に避難し、安心して避難所生活を送れるよう、民間のファミリー向けイベントとコラボし、災害時の備えを啓発します。

【“世界の料理”が味わえるイベントで“日本の防災食”を紹介】

コラボするイベントは泉大津商工会議所青年部が主催する「おづみんフェスタ」。11月13日(日曜日)午前10時から午後4時まで泉大津駅前東ロータリーで開催される。

イベントのテーマは「こどもに未来を」。“泉大津で世界を体験”をコンセプトに、ステージでは外国人留学生によるアトラクション、飲食ブースでは世界各国の料理が販売される。市のブース「未来にそなえる」では、“乳幼児向けや外国人向けの防災食”の紹介、「未来をはぐぐむ」では、子どもの“足を守り、育てる”ための靴選びのアドバイスなどを実施します。

【震災をきっかけに生まれた商品が “当たる”】

「未来にそなえる」では防災食の紹介だけでなく、気づきを高め、災害に備えてもらえるよう、お菓子の保存缶や液体ミルクなど震災をきっかけに生まれた商品が当たる抽選会も行います。

【子どもとの避難に“おもちゃ”。子どもは“桃太郎で”考える。】

避難所では、子どもの心のサポートが抜け落ちがちになり、多くの子どもたちがストレスを抱えてきました。避難時に子どもが遊ぶことを不謹慎に感じる人もいるかもしれませんが、遊びは子どもの健全な心身の発達に欠かせません。子どもとの避難生活を考え、備えるきっかけに、遊べて、学べる“おもちゃつきのお菓子”も抽選商品に加えました。また、子ども自身も自分で考え行動できるよう、地震や津波から命を守る方法を学ぶ短編動画「防災アニメももたろう」の視聴コーナーも設置します。

【避難所生活の疑似体験 “固まるトイレ”の実験も】

震災を経験していない、知らない世代も増えています。避難所体験コーナーでは実際に使うベッドやテント、非常食などを展示。災害時の想定は「食」に意識が向きがちですが、実はトイレ事情も大きな問題です。凝固剤で排泄物を固めるトイレ処理セットの体験会を実施、本物に触れる体験を提供し、災害への備えを考えるきっかけをつくります。

【新しい避難のカタチ 妊産婦ホテル避難制度】

コロナ禍では避難所での感染リスクが懸念されます。避難とは難を避けること。避難所だけは避難先ではありません。在宅避難や市の妊産婦ホテル避難制度なども紹介し、避難の選択肢を広げます。

【おづみんフェスタ概要】

日時 11月13日(日曜日)午前10時~午後4時

場所 南海泉大津駅前東ロータリー

ブース 飲食・物販ブース、世界各国の料理の販売、市内店舗による出店、行政ブース、足育測定や防災啓発

ステージ 子ども向け大型紙芝居、ダンス、大抽選会

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