50歳以上の人に補聴器購入費用の一部を助成!(令和5年6月8日)
~認知症や閉じこもりを予防して、 積極的な社会参加・地域交流を応援~
泉大津市では、聴力機能の低下により、日常生活に支障がある高齢者などに、補聴器購入に要する費用の一部助成を6月から開始した。
2025年には、65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症と見込まれ、認知症への取組みが重要となっている。また、認知症の危険因子の1つに難聴が挙げられていることから、高齢者などの聴力の低下に対する支援を行うことで、難聴による閉じこもりを予防し、積極的な社会参加及び地域交流を促進するとともに、認知症を予防し、高齢者の健康増進をめざす。
対象者は、(1) 泉大津市民で満50歳以上、(2) 聴覚障がいによる身体障害者手帳の交付を受けていない、(3)両耳の聴力レベルがそれぞれ40デシベル以上で、医師が補聴器装用を必要と認めた人。対象は、管理医療機器として認定された補聴器本体の購入にかかる費用で、助成額は生活保護世帯・市民税非課税世帯では1/2を助成し上限額は5万円、市民税課税世帯は1/4を助成し上限2万5,000円。申請には、申請書類のほか聴力検査や医師の意見書などが必要なため、まずは高齢介護課に相談してほしい。
市では、「聴力の低下により日常生活に支障がある高齢者などの中には、補聴器が必要でも購入費用が負担となり補聴器を使わない人もいる。この助成制度を活用することで、補聴器を使い、人との会話を楽しみ、積極的な社会参加などにつなげていただきたい。」と考えている。
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更新日:2023年08月01日