沖縄県石垣市と農業連携協定を締結(令和5年7月6日)
~農業を通じた生産地と消費地の新たな連携創出へ~
泉大津市(市長:南出賢一)と石垣市(市長:中山義隆)は、令和5年7月5日に「農業を通じた連携による持続可能なまちづくり」など4項目にわたる農業連携協定を締結。
泉大津市では、「市民の健康増進」及び「食料危機への備え」の観点から、日本人の主食であり、栄養価やカロリー貢献度が高い米(食糧)を国内の農業の持続的発展に寄与する形で安定的に確保していくため、令和5年3月に「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」を策定。今年度、本構想の実現に向けた農業連携先となる自治体を募集し、石垣市との協定締結に至った。
具体的な連携として、まずは石垣市のお米を子育て支援の取組みにおいて活用し、学校給食での提供を視野に協議を進めていく。石垣市では、「日本一早い新米」が収穫され、泉大津市の子どもたちに食べてもらうことで「食育」に繋げるとともに、「食料備蓄」の視点においても他の地域とは異なる時期に収穫される米の確保が可能となる。石垣産米は沖縄県外での流通が少なく、石垣市にとっても消費地となる都市部の地域と連携することで安定的な生産に繋げ、販路拡大や生産者の所得向上に繋げることが狙い。また、将来的には、米以外のフルーツや野菜などの農産物における連携も模索していく。
【農業連携協定における連携取組事項】
- 農業を通じた連携による持続可能なまちづくりに関すること
- 環境保全型農業の実現に関すること
- 資源循環型農業の実現に関すること
- 農業を通じた連携による交流・関係人口の創出に関すること
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更新日:2023年08月01日