長野県上伊那郡南箕輪村と農業連携協定を締結(令和5年8月2日)
~農業を通じた生産地と消費地の新たな連携創出へ~
泉大津市(市長:南出賢一)と南箕輪村(村長:藤城栄文)は、8月2日に「農業を通じた連携による持続可能なまちづくり」など4項目にわたる農業連携協定を締結した。
泉大津市では、「市民の健康増進」及び「食料危機への備え」の観点から、日本人の主食であり、栄養価やカロリー貢献度が高い米(食糧)を国内の農業の持続的発展に寄与する形で安定的に確保していくため、今年3月に「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」を策定。今年度、本構想の実現に向けた農業連携先となる自治体を募集し、南箕輪村との協定締結に至った。
具体的な連携として、南箕輪村のお米を学校給食や子育て支援での取組みからスタートする。南箕輪村では、長野県「認定米」の認定を受けている「風の村米だより(コシヒカリ)」が収穫される。農薬の使用を抑えた安心安全なお米を泉大津市の子どもたちに食べてもらうことで健全な育成発達を図るとともに「食育」を行う。
南箕輪村では農業従事者の減少などの問題が起きている。消費地となる都市部の地域と連携することで安定的な生産、遊休農地の解消や有効活用や農家の収入の向上や安定化が狙い。
将来的には、米以外の農産物における連携や農業体験事業などで関係人口増加を目指す。
農業連携協定における連携取組事項
- 農業を通じた連携による持続可能なまちづくりに関すること
- 環境保全型農業の実現に関すること
- 資源循環型農業の実現に関すること
- 農業を通じた連携による交流・関係人口の創出に関すること
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更新日:2023年08月09日