和歌山県日高川町と農業連携協定を締結~農業を通じた生産地と消費地の新たな連携創出へ~(令和6年3月29日)

更新日:2024年04月03日

泉大津市(市長:南出賢一)と日高川町(町長:久留米啓史)は、3月26日に「農業を通じた連携による持続可能なまちづくり」など4項目にわたる農業連携協定を締結しました。

農業連携協定における連携取組事項

  1. 農業を通じた連携による持続可能なまちづくりに関すること
  2. 環境保全型農業の実現に関すること
  3. 資源循環型農業の実現に関すること
  4. 農業を通じた連携による交流・関係人口の創出に関すること
背景

泉大津市では、「市民の健康増進」及び「食料危機への備え」の観点から、日本人の主食であり、栄養価やカロリー貢献度が高い米(食糧)を国内の農業の持続的発展に寄与する形で安定的に確保していくため、令和5年3月に「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」を策定。本構想の実現に向けた農業連携先となる自治体を募集し、日高川町との協定締結に至りました。

具体的な連携

日高川町のお米を本市のマタニティ応援プロジェクトで活用することからスタートします。日高川町では、化学農薬・肥料の削減や有機栽培への積極的な取組みを推進しており、泉大津市では、令和5年4月から妊婦の人に健康づくりを応援するため、多くの栄養素を含んだ「金芽米」を妊婦の人に毎月最大10kg配布するマタニティ応援プロジェクトを実施している。

今後の展開

農薬の使用を抑えて育てた安心安全なお米をマタニティ応援プロジェクトで使用することで、妊婦の方やそのご家族の健康増進を図ります。また、日高川町では農業従事者の減少等の問題が起きています。消費地となる都市部の地域と連携することで安定的な生産に繋げ、遊休農地の解消や有効活用に繋げていくことや、農家の収入の向上や安定化が狙いです。

日高川町(旧・中津村)と本市は、平成14年に友好都市連携を締結し、以前より交流事業を展開してきました。今回の連携を機に将来的には、農業体験事業等や米以外の農産物の連携により、さらなる関係人口増加を目指します。

この記事に関するお問い合わせ先

成長戦略課

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか
このページに関してのご意見がありましたらご記入ください。

当フォームは、返信不可能のため、ご質問にはお答えすることができません。