サンリット・シードリングス株式会社と包括連携協定を締結(令和6年9月4日)

更新日:2024年09月25日

~生物多様性×科学の力で持続可能な未来社会を共創~

泉大津市(市長:南出賢一)とサンリット・シードリングス株式会社(京都市左京区、代表取締役:石川奏太、以下「サンリット社」)は、持続可能かつ人類と共存可能な自然環境の実現に向け、「持続可能な自然環境の実現」「環境保全型農業の推進」「海洋環境の保全」「食による健康増進」「関係人口の創出」の5分野にわたる包括連携協定を締結しました。

サンリット社の理念と技術 

サンリット社は、「生物多様性の科学で持続可能な地球生態系を実現する」ことを理念に掲げ、生態学・ゲノム科学・情報学といった多様な専門分野の最先端の科学技術を駆使し、土壌や水質のフィールドワークからデータ分析、設計、実施、モニタリングまで、生物多様性や環境を意識した事業を一気通貫で行っています。

泉大津市の取組みと協定締結の背景

泉大津市では、これまで食を通じた環境保全の取組みや、港湾エリアにおける水質浄化の実証実験を展開しており、今回、「人間社会の持続的な発展に向けて必要な自然環境」に対する方向性が合致したことから、サンリット社との連携協定締結に至りました。

プレ万博イベントでの取り組み

令和6年9月に泉大津市で開催されるプレ万博イベント「IZUMIOTSU WELL-BEING EXPO 2024」にサンリット社が出展し、泉大津市の農業連携先の農地から採取した微生物を分析した展示等を行います。この展示を通じて、子どもたちが学校給食で食べているお米が育った土の微生物やそのネットワークを“見える化”し、環境への理解や食育の推進を図ります。

将来的な展望 

全国の農山村地域における環境保全型農業の推進や海洋保全に向けた取組みなど、生物多様性による持続可能な自然環境の実現に向けたモデルケースの創出を目指します。

サンリット・シードリングス株式会社について

◆企業理念

『生物多様性の科学で持続可能な地球生態系を実現する』

◆会社概要

本社所在地 京都市左京区吉田上阿達町17番地Lab Tech 3F

代表取締役 石川 奏太

創業者 東樹 宏和(取締役CSO)設立 2020年1月15日

◆事業概要

  • 生態学/ゲノム科学/情報学といった多様な専門分野の最先端のノウハウを駆使して生態系(土・水)を解析。
  • フィールドワークからデータ分析、設計、実施、モニタリングまで、生物多様性や環境を意識した事業を一気通貫で支援。

【サンリット社の生物多様性へのアプローチ】

  1. (可視化)土壌や水中の微生物叢の多様性や構造を可視化し、コアとなる微生物を見つける。
  2. (設計)コア微生物を中心としたネットワークモジュールを考慮し最適な微生物叢を設計。
  3. (実践)最適な微生物叢を再構築するための管理ノウハウや生物資材を提供。
  4. (評価)微生物叢の経時モニタリングから、環境変化を評価・予測し、最適環境のもたらすNCP(Nature Contributions to People) を数値化。

この記事に関するお問い合わせ先

成長戦略課

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