映画鑑賞とトークセッションで日常の買い物と社会課題を考えるイベントを開催(令和6年9月2日)

更新日:2024年09月30日

住みやすいまちづくりに向け、市民と市長が共に学び、社会課題を考える

泉大津市は、日常の買い物を通じて社会課題について考えるきっかけを提供するため、「市長と学ぼう!いずみおおつ“未来”トーク 映画から学ぶ~日常の買い物と社会課題の関係性~」を開催しました。
当日は子どもから大人まで、幅広い年代層から94人の参加があり、過去最大規模の開催となりました。
(日時:令和6年8月24日(土曜日)午後1時~3時、場所:テクスピア大阪(大ホール))

いずみおおつ“未来”トークを定期的に開催し、市民とともに住みやすいまちづくりを推進

市民の皆さんとともに住みやすいまちづくりを進めるため、皆さんと市長が直接意見を交換する機会として「いずみおおつ“未来”トーク」を開催しています。

昨年度は市長と市民が楽しく和気あいあいと話しながら、泉大津市のまちづくりについて語り合う「市長と語ろう!いずみおおつ“未来”トーク」や、市民と市長が共に学び直接意見交換を行う「市長と学ぼう!いずみおおつ“未来”トーク」を行いました。

今回のイベントでは、より多くの方に参加してもらい、市民の市政への関心を高めるとともに、誰もが住みやすいまちづくりへとつなげることを目的とし、大きなホールで映画とパネリストによるトークセッション形式により開催しました。

こどもから大人まで、社会課題について自分事として考える

【映画のワンシーン】©2012 特定非営利活動法人ACE

PART1.映画「バレンタイン一揆」の鑑賞

日本で暮らす10代の女性たちがチョコレートの裏側に隠された社会課題に挑むドキュメンタリー映画「バレンタイン一揆」を鑑賞し、普段の買い物からSDGsを学びました。

映画を通じて学ぶことで、中学生や高校生でも、普段の買い物が世界の人権問題や環境問題にどのように関係しているかをイメージしやすくなり、自分事として考える機会となりました。

【トークセッションの様子】

PART2.ゲストを招きトークセッション

ベトナムのバリア・ブンタウ省でオーガニックカカオの栽培や加工を行っている株式会社OCA JAPANの代表取締役 野澤氏と南出市長をパネリストに迎え、トークセッションを実施しました。カカオ豆生産の現状や課題、その課題解決に向けた現地での取り組みの紹介、日本の食料問題や農業課題等の解決に向け本市が策定した「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」について説明が行われ、参加者は、社会課題の解決につなげるためのエシカル消費について深く考える機会となりました。

※エシカル消費とは、消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。倫理的消費。

PART3.市長と直接意見交換

映画を見たり、パネリストの話を聞いて浮かんだ疑問や、住みやすいまちづくりを進めるための思いや考えをパネリストに直接伝えてもらいました。

参加者の声

当日は、子どもから大人まで幅広い年代層の94人の参加があり、

「映画を観て終わりではなく、トークセッションや意見交換の場があり、より学びを深めることができた」

「幸せとは何か。生活の豊かさとは何か。考えさせられた」

「市の取り組みを知ることができた」

などの感想が寄せられました。

​​​​​​​今後の展開

市民の皆さんと共に住みやすいまちづくりを進めるため、市長と直接意見交換し共に学ぶイベントを今後も開催していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

人権くらしの相談課