~“動く"“暮らせる"“映える"防災倉庫 内覧会~(令和3年3月23日)

更新日:2023年08月01日

泉大津市では新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、“移動できること”“人が生活できること”を前提とした防災用備蓄倉庫を設置しました。
大きさは20フィートハイキューブコンテナサイズで、縦約6.1メートル×横約2.4メートル×高さ約2.9メートル。
サイズは輸送用コンテナサイズ、外壁がガルバリウム鋼板の重量鉄骨造の建築物。移動しやすく、暮らしやすい住宅仕様の防災倉庫です。
設置場所は泉大津市消防本部の空地、設置数は2棟です。

【内覧会】

(日 時) 3月24日(水曜日) 午前10時~正午まで見学可能

(場 所) 泉大津市池浦町1丁目9番9号(泉大津市消防本部横)  

【避難所の環境改善に“動く”、“暮らせる”、“空調付コンテナハウス”】
コロナ禍では発熱者の専用スペースの確保や感染症対策物品の備蓄など、避難所における感染症対策の備えが急務となりました。

一方、避難所となる小中学校施設は主として教育施設として設計されており、細部にわたって不特定多数の人が共同で避難生活を送ることを前提としていません。よって、避難生活に必要な機能が充実しているとは言い難く、様々な不具合や不便があります。

中でも良好な生活環境を確保するための、空調やプライバシーを確保するための設備が不十分であることが、過去の災害においても指摘されてきました。

そこで、本市では平常時は備蓄物資の保管場所、災害時には必要な場所にプライバシーの確保や発熱者の専用スペースとして移設できる、空調設備付のコンテナハウスを設置しました。

また、円滑に移設するための、災害協定も施工業者と締結しています。

※参考 コンテナハウスを搬入した際の映像(30秒に短縮したデータ)もございます。  

【“台風では動きません。”風にも停電にも強い。動く防災倉庫】

平成30年台風第21号は、25年ぶりに「非常に強い」勢力で日本に上陸、市消防本部の風速計では最大瞬間風速61メートルを記録しました。とりわけ電気設備に大きな被害をもたらし、市内でも大規模停電が発生、最大で1週間以上停電していた地域もありました。

こうした近年の災害の経験と教訓を活かし、同規模の風速に耐えれること、発電機などを使用して室内の電気を停電時でも使える仕組みを取り入れています。    

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課
みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか
このページに関してのご意見がありましたらご記入ください。

当フォームは、返信不可能のため、ご質問にはお答えすることができません。