株式会社マイファームと協働でまちづくりを推進していくための自自パートナーシップ協定を締結(令和3年3月29日)

更新日:2023年08月01日

【自分の身体は、自分で整える×自分たちでつくり、自分たちで食べてみる】

 心身共に健康で快適に生活できるよう、「自分の身体は、自分で整える」を行政課題として捉え、アビリティタウンの実現を目指している泉大津市と、「自産自消(自分たちでつくり、自分たちで食べてみる)」の輪を広げることで、人が自然を育て、自然が人を育てる未来の実現を目指している株式会社マイファーム(京都府京都市 代表取締役 西辻一真)は、それぞれの強みを生かした人的、知的、物的資源の交流を図り連携していくため、3月26日に「自自パートナーシップ協定」を締結しました。

この中で、南出賢一市長は、「全域が市街化区域である泉大津市では、市民が自然に触れられる機会が限られている。本市の目指している「アビリティタウン」の実現には、自然との触れ合いも重要な視点であることから、「自産自消」の社会を目指している株式会社マイファームと協働・連携して、市民が自然に触れる機会を創出していきたい。自然や健康、食に関することは、泉大津市だけの課題ではなく社会的にも大きな課題となっているので、我が国の共通課題を解決するモデル事業として、官民連携・市民共創で取組みを行い、泉大津市から発信していきたい。」と述べました。 

【アビリティタウンの実現】

本市では、身体機能や認知機能、能力、技量、才能、免疫機能など広く健康を「アビリティ」と捉え、市民一人ひとりが「自分の身体は、自分で整える」ことにより、「能力」「技量」「才能」を伸ばすとともに、泉大津市民としてまちへの愛着と誇りを持つシビックプライドの醸成を図り、都市ブランドとしての「アビリティタウン」の実現を目指しています。

平成29年3月末に閉館した市民会館等の跡地では、現在、取り組んでいるアビリティ関連事業、南海本線高架下の活用、スポーツ施設等との連携、リビングラボの構築などと連動し、多様なアクティビティの創出、様々なことにトライアルできる空間の創出を目指し、官民連携・市民共創で新たな公園及び周辺の整備に向けて進めています。

【自産自消の輪を広げる】

 「自産自消」=自分たちでつくり自分たちで食べてみる。この言葉に、株式会社マイファームが目指す理想の社会の姿があります。

株式会社マイファームでは、すべての人が自分でつくって自分で食べることができる社会になるために、耕作放棄地や遊休農地と呼ばれる“眠れる農地”をリメイクして、都心部の方でも気軽に野菜づくりができる「体験農園マイファーム」や、農業を通じて、自分らしく働き、生きることを目指したい人や、仕事を続けながら週末で農業を学びたい人のための農業スクール「アグリイノベーション大学校」などの、農に関わる「ヒト」を育てる事業を実施しています。

また、新たな営農モデルに挑戦する直営農場や、農業技術の知見とノウハウを生かした技術支援などの、農の新たな「コト」を追求する事業、さらに、農産物の会員制宅配サービスやBtoB向けの卸売市場アプリなど、目利きとテクノロジーの両輪で、農産物という「モノ」を消費者に届ける・つなぐ事業を行っています。

【泉大津市と株式会社マイファームとの取組み】

 泉大津市には、約90箇所の大小様々な公園や広場がありますが、公園機能が地域特性や利用ニーズに合致していない等の理由で、利用者がまったく見られない公園もあり、令和元年7月に発行した泉大津市公園整備マスタープランでは、そういった公園について、機能転換や廃止等の方針が示されています。

公園の農園等への機能転換の可能性を探るため、課題の整理や市民意向の把握・整理などの調査業務を、公園・植樹帯等の包括管理業務と併せて、令和2年8月に公募型プロポーザルにより募集したところ、応募・提案のあった株式会社マイファームが受託して業務を進めています。

調印式の様子

   

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