新たな市民協働を目指したまちづくり部会(市民協働推進課)

更新日:2023年08月01日

新たな市民協働を目指したまちづくり部会は、「若者にもっと市民公益活動に関わってほしい!」をテーマに、主に3つの活動を行いました。

SNSによる市民公益活動団体の情報発信

泉大津市の様々な市民公益活動団体に取材をさせていただき、SNS(Instagram)にて発信しました。また、実際に団体が主催するイベントに参加し、団体の情報や感想、イベントの様子が分かるような動画なども発信しました。

この活動の目的は、市民公益活動をもっと身近に感じてもらうことです。そのために日頃の会議の様子や活動内容を若者が親しみやすいSNS(Instagram)で情報を発信し、若者が惹きつけられるような投稿を心がけました。

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借りゴミ競争(ゴミ拾いイベント)の企画・実施

「若者にもっと市民公益活動に関わってほしい」という目的のもと、様々な市民公益活動団体に関わる中で、若者が市民公益活動に参加することに対してハードルが高いと感じていることや、身近に感じている人が少ないことに気づきました。そこで、私達が主体となり、若者が市民公益活動に参加するキッカケ作りがしたいと考え、誰もが身近なゴミ拾いをメインとしたイベントとして、令和5年3月5日(日曜日)に「借りゴミ競争」を開催することになりました。

このイベントは泉大津市内に落ちているゴミを、借り物競走の借り物(お題)に見立て、拾ったお題のゴミの数によりポイントが加算され、競い合うというものです。参加者にこのイベントを楽しんでもらう要素を取り込むことにより、若者が持つ、市民公益活動に参加することへのハードルを低くすることができ、さらに親しみやすく、楽しみながら市民公益活動に触れることができると考えました。

イベント当日は、たくさんの方に参加と協力をいただき、ゴミの総重量は30kgを超えるなど、楽しみながら泉大津市をキレイにすることができました。そして何より、参加いただいた皆さんが笑顔で楽しそうにゴミ拾いをする姿を見て、9ヵ月間の活動を通して、若者が市民公益活動に関わるキッカケ作りができたことの達成感を感じました。

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自分たちで発信するボランティア活動

「借りゴミ競争」を開催する上で、まずは自分達がゴミ拾いについて知ることが必要だと考え、泉大津市主催のスポGOMI大会への参加や大津川で清掃活動をしている団体の方と一緒に大津川付近で清掃活動を行ったり、部会のメンバーで週1回、泉大津駅周辺のゴミ拾い等を行いました。

スポGOMI大会では、ゴミ拾い大会の参加者側の視点を知ることや開催する上で何が必要かを知るヒントを得ました。大津川での清掃活動では、投棄されたゴミが排水管を通り、大津川に流れついている現状を痛感し、ゴミ拾いの重要性とゴミ投棄の深刻化を周知するべきだと感じました。

また、週1回のゴミ拾いでは、道にどんなゴミが落ちているのか知ることができ、「借りゴミ競争」のお題(借り物競争の借り物に見立てたゴミ)を考える材料になりました。また、日を重ねるごとに「いつもありがとう」と感謝の言葉をいただくことも増え、泉大津市民の温かさを感じ、やりがいを持ってゴミ拾い活動を行うことができました。

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インターンシップ生の感想

  • 同年代である「若い世代を巻き込む」ことを目標に、活動内容を決め、イベントを企画・開催しました。「自分たちには何ができるか」について考える事が多い9ヵ月間で、活動を重ねるにつれ、主体性を身につけることができ、自信を持つことができました。
  • いずみおおつ若者会議に参加しなければ出会えなかった仲間と出会えました。仲間と共に目標に向かって努力する楽しさや難しさを知り、今までの学生生活だけでは経験することができない貴重な経験となりました。
  • 活動内容や新たな企画等を自分達で考える中で、1から作り上げることの難しさを感じました。何度も会議を重ね、活動の途中で大きく方向転換もしました。しかし、どの活動も学びに繋がっていて、最初から最後まで無駄なものはありませんでした。最後まで諦めず、物事に向き合うことの重要性を学びました。
  • 活動をする中で、自分の弱みに気づくことができました。部会の中には、自分の弱みが逆に強みである部員もおり、他部員からの学びが多く、部員同士で切磋琢磨し、成長し合えた9ヶ月間でした。
  • 部会を通して、様々な団体に取材をする中で、現在、泉大津市が抱えている問題や、その問題を解決しようと活動している団体がいることを知りました。そして、団体自体の悩みである「次世代の担い手不足」は大きな問題であり、私たち若者世代が公益活動に参加し、受け継ぎ、解決に向けた行動の必要性を感じました。

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