泉大津市人事行政の運営等の状況について(平成17年度)

更新日:2023年08月01日

泉大津市では、「泉大津市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例」を制定し、毎年12月に前年度における本市の職員数や、職員の給与といった職員に関する情報を公表します。今回の内容は、平成17年度の内容です。

職員の任免に関する事項

採用及び退職の状況

(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで 。職務の区分は、地方公務員給与実態調査の調査要領による。単位:人)

職務の区分 採用 退職
一般行政職 4 11
税務職 2 1
医師・歯科医師職 12 12
看護・保健職 19 15
薬剤師・医療技術職 2 3
福祉職 1 4
消防職 3 3
企業職 0 3
技能労務職 0 7
幼稚園教諭 3 6
その他教育職 1 0

部門別職員数の状況と主な増減理由

(各年4月1日現在。単位:人)

部門 職員数 対前年増減数 主な増減理由
平成18年 平成17年
普通会計部門 一般行政部門 議会 6 6 0
総務企画 83 85 -2 事務の統廃合縮小による減、事務の増加による増
税務 28 28 0
民生 116 118 -2 事務の統廃合縮小による減、事務の増加による増
衛生 27 26 1 事務の増加による増
労働 3 3 0
農林水産 1 1 0
商工 4 4 0
土木 41 42 -1 事務の統廃合縮小による減、事務の増加による増
309 313 -4 (参考)
人口1,000人当たりの職員数 4.03人
教育部門 102 111 -9 事務の統廃合縮小・業務の民間委託による減、事務の増加による増
消防部門 82 83 -1 業務の統廃合縮小による減
小計 493 507 -14 (参考)
人口1,000人当たりの職員数 6.42人
公営企業等会計部門 病院 232 242 -10 事務の統廃合縮小による減
水道 32 35 -3 業務の統廃合縮小による減
下水道 24 25 -1 業務の統廃合縮小による減
その他 22 22 0
小計 310 324 -14
合計 803 831 -28 (参考)
人口1,000人当たりの職員数 10.46人
(992) (992) (0)

 

(注釈)

  1. 職員数は、一般職に属する職員数で、臨時または非常勤職員を除いています。
  2. かっこ内は条例定数の合計です。

職員の給与の状況(水道事業を除く)

人件費の状況(普通会計決算)

平成17年度決算における歳出額は、25,588,180千円、実質収支は78,510千円、人件費は5,514,109千円、人件費率(歳出額に占める人件費の割合)は21.5%でした。なお、平成16年度の人件費率は24.3%でした。

職員給与費の状況(普通会計決算)

平成18年4月1日現在の職員数は490人、平成17年度決算における給与費3,604,612千円のうち、給料は2,139,236千円、職員手当(退職手当を除く。)572,730千円、期末・勤勉手当892,646千円でした。職員一人当たりの給与費は7,356千円となっています。

職員の平均年齢、平均給料月額及び平均給与月額の状況(平成18年4月1日現在)

一般行政職の職員の平均年齢は45歳9月、平均給料月額は380,559円、平均給与月額は478,941円、また、平均給与月額(国ベース)は448,715円でした。

なお、平均給与月額とは、給料月額と毎月支払われる扶養手当、地域手当、住居手当、時間外勤務手当などすべての諸手当の額を合計した額であり、平均給与月額(国ベース)とは、国家公務員の平均給与月額には、時間外手当、特殊勤務手当等の手当が含まれないことから、比較のため国家公務員と同じベースで再計算したものです。

職員の初任給の状況(平成18年4月1日現在)

一般行政職の職員の初任給は、大学卒183,800円、高校卒153,800円となっています。

職員の経験年数別、学歴別平均給料月額の状況

一般行政職の職員の平均給料月額 (平成18年4月1日現在)

学歴 経験年数
10年 15年 20年
大学卒 273,300円 319,100円 364,900円
高校卒 233,900円 282,400円 328,400円

一般行政職の級別職員数の状況(平成18年4月1日現在)

等級 職員数 構成比
7等級(部長・理事) 16人 6.2%
6等級(部次長・部参事・課長・課参事) 65人 25.2%
5等級(課長補佐・保育所長・主幹) 51人 19.8%
4等級(係長・総括主査) 31人 12.0%
3等級(主査・主任) 34人 13.2%
2等級(事務吏員・技術吏員) 55人 21.3%
1等級(事務吏員・技術吏員) 6人 2.3%

等級は、泉大津市の給与条例に基づく給料表の級区分によるものであり、括弧内は、それぞれの等級に該当する代表的な職務内容を表しています。

また、平成18年に等級制を変更し、旧給料表の特1等級を7等級に、1等級を6等級に、2等級を5等級に、3等級を3等級と4等級に分割し、4等級を2等級に、5等級を1等級に変更しました。

昇給期間短縮の状況(企業職以外の全職種)

平成17年度における全職種(企業職を除きます。)の職員数は795人、そのうち普通昇給期間(12月から24月)を短縮して昇給した職員数は13人、比率は1.6%でした。また、一般行政職及び技能労務職の職員で昇給期間を短縮したものはいませんでした。

職員の手当の状況

1.期末・勤勉手当

平成17年度における1人当たりの平均支給額は1,731千円、支給率は、期末手当3.0月、勤勉手当1.45月、加算措置はありませんでした。

 

2.退職手当(平成18年7月1日現在)

支給率は、自己都合退職の場合、勤続20年で23.5月、勤続25年で33.5月、勤続35年で47.5月、最高限度額が59.28月分となっています。また、勧奨・定年で退職した場合、勤続20年で30.55月、勤続25年で41.34月、勤続35年で59.28月、最高限度額が59.28月分となっています。その他の加算措置として定年前早期退職加算措置(2%から20%加算)があります。支給率及び加算措置は国と同じです。平成17年度における1人当たりの平均支給額は、自己都合退職が5,072千円、勧奨・定年による退職が26,454千円となっています。

 

3.地域手当(平成18年4月1日現在)

泉大津市全域に対する支給率は6%で、支給対象職員数は770人です。国の制度と同様の支給率となっています。平成17年度における調整手当の支給実績は347,044千円、1人当たりの平均支給額(調整手当)は436,533円となっています。

 

4.特殊勤務手当

平成18年4月1日現在、特殊勤務手当の手当数は25種類です。平成17年度における支給実績は142,442千円、1人当たりの平均支給額は476,395円、職員全体に占める手当支給職員の割合は37.6%でした。

 

5.時間外勤務手当

平成17年度における支給実績は148,088千円、1人当たりの平均支給額は395千円、平成16年度における支給実績は149,623千円、1人当たりの平均支給額は241千円でした。

 

6.その他の手当(平成18年4月1日現在)

扶養手当は、扶養親族のいる職員に支給されます。(配偶者13,000円、その他の扶養親族2人までは、1人につき6,000円、3人目からは5,000円、扶養親族でない配偶者がいる場合は、1人目は6,500円、配偶者がない場合は、1人目が11,000円となります。また、16歳から22歳までの子1人につき、5,000円が加算されます。国と同じ制度となっています。)平成17年度における支給実績は95,319千円、1人当たりの平均支給額は226,951円でした。住居手当は住居を借りて家賃を支払っている職員その他の職員に支給されます。最高限度額は33,200円、最低支給額は0円となっています。(国の制度では最高限度額は27,000円となっています。)平成17年度における支給実績は110,203千円、1人当たりの平均支給額は145,964円でした。

(注釈)

特別職の報酬等の状況

給料(平成18年4月1日現在)

給料月額 減額措置前の給料月額
市長 623,000円 890,000円
助役 616,200円 790,000円

報酬(平成18年4月1日現在)

報酬月額
議長 610,000円
副議長 580,000円
議員 550,000円

期末手当(平成17年度)

支給割合
市長、助役 4.45月分
議長、副議長、議員 4.45月分

職員の給与の状況(水道事業)

職員給与費の状況(決算)

平成17年度決算における総費用は1,683,086千円、純損益または実質収支は28,600千円、職員給与費は318,164千円、総費用に占める職員給与費比率は18.9%でした。なお、平成16年度の職員給与費比率23.1%でした。平成18年3月31日における企業職の職員数は34人、平成17年度決算における給与費269,738千円のうち、給料は160,112千円、職員手当(退職給与金を除きます。)41,209千円、期末・勤勉手当68,417千円でした。職員1人当たりの給与費は7,933千円となっています。

職員の基本給、平均月収額及び平均年齢の状況

企業職の職員の平均年齢は46歳4月、基本給は422,352円、平均月収額は643,910円でした。なお、基本給とは給料、扶養手当と地域手当の合算額であり、平均月収額には期末・勤勉手当を含みます。

職員の手当の状況

平成17年度決算における企業職の職員1人当たりの平均支給額は、期末・勤勉手当1,900千円、退職手当(勧奨・定年による退職の場合)24,764千円、地域手当(調整手当)486,772円、特殊勤務手当は支給がありませんでした。なお、平成18年4月1日現在、企業職の職員に対する各手当の支給内容は、一般職の職員に対する支給内容と同じです。

職員の勤務時間その他の勤務条件に関する事項

職員の勤務時間(一般職の標準的なもの)

8時45分から17時15分まで(土曜日、日曜日、国民の休日及び年末年始の休日を除きます。)

休憩時間は、12時から12時45分まで、休息時間は12時45分から17時までの間で15分間となっています。

休暇制度

1.年次有給休暇

1年につき最高20日付与され、前年からの繰り越し分を含めると最高40日となります。平成17年の平均付与日数は37.4日、平均取得日数は11.2日、消化率は30.0%でした。

 

2.その他の休暇(下表のとおり)

休暇の種類 休暇日数等 有給無給の区別
選挙権、権利行使 必要と認められる期間 有給
証人、鑑定人、参考人等 必要と認められる期間 有給
骨髄液の提供 必要と認められる期間 有給
結婚 7日以内 有給
出産前 出産予定日まで8週間 有給
出産後 出産の日の翌日から8週間 有給
育児時間 1歳3ヶ月未満の子を養育する職員
1日2回 各45分以内
有給
妻の出産 3日 有給
子の看護 小学校就学前の子を看護する職員
1年に5日
有給
生理休暇 2日 有給
忌引 続柄により1日から7日 有給
夏季休暇 7月から9月の間に8日間(平成17年度) 有給
住居の消滅等 7日以内 有給
交通機関の事故等 必要と認められる期間 有給
リフレッシュ休暇 勤続10年 3日間、勤続20年 4日間、勤続30年 5日間 有給
ボランティア休暇 1年につき5日以内 有給
妊娠中の通勤緩和 勤務時間の始め又は終わりにおいて
1日につきそれぞれ30分以内
有給
妊娠中の健康診査等 保健指導、健康診査を受ける場合
必要と認められる期間
有給
病気休暇 療養のために勤務しないことがやむを得ないと認められる
必要最小限度の期間(3日以上90日まで)
有給
介護休暇 配偶者等を介護する職員
2週間以上、1年につき6月まで
無給
組合休暇 職員団体の業務に従事する職員
1年につき30日
無給

 

3.介護休暇の取得状況

平成17年度に介護休暇を取得した職員は、女性1人でした。

 

4.育児休業及び部分休業の取得状況

平成17年度に新たに育児休業を取得した職員は、女性11人でした。平成17年度に新たに部分休業を取得した職員はいませんでした。

職員の分限及び懲戒処分の状況に関する事項

分限処分の状況

平成17年度における分限処分については、心身の故障による休職が8人でした。

懲戒処分者数

平成17年度における懲戒処分については、全体の奉仕者たるにふさわしくない非行があったことによる減給が1名、訓告等が3名でした。

職員の服務の状況に関する事項

平成17年度における職員の営利企業等従事許可の状況は、報酬を得て事業又は事務に従事する場合の154人でした。

職員の研修の状況

平成17年度における職員の研修については、新規採用職員研修が14回実施され、68人が参加し、階層別職員研修が10回実施され、322人が参加し、能力開発・向上研修が48回実施され、1,063人が参加し、その他派遣研修が218回実施され、332人が参加しました。

職員の福祉及び利益の保護の状況

短期給付事業

1.大阪府市町村職員健康保険組合

職員やその被扶養者の病気、けが、出産、死亡、休業等に対する医療などの現物支給や給付金の支給

 

2.大阪府市町村職員共済組合

職員の育児休業等に対する育児休業手当金等の支給

長期給付事業

1.大阪府市町村職員共済組合

職員の退職、障害、死亡に対する退職共済年金、障害共済年金、障害一時金、遺族共済年金の支給

保健事業

健康診断の実施(平成17年度実施分。単位:人)

検診等の内容 受診者数
定期健康診査 449
子宮がん検診 73
乳がん検診 95
胸部レントゲン 592
胃部レントゲン 158
マンガン検診 2
大腸がん検診 185
人間ドック 155

福祉事業

1.大阪府市町村職員共済組合

組合員の臨時支出に対する生活資金等の貸付

 

2.大阪府市町村職員互助会

弔慰金、災害見舞金、結婚祝金等の支給及び組合員の臨時支出に対する生活資金等の貸付

 

3.泉大津市職員厚生会

文化・体育事業及びレクリエーション事業等の実施

公務災害補償の状況

平成17年度における公務災害の件数は14件でした。

平成17年度に実施した職員採用競争試験の状況

職員採用競争試験の状況(単位:人)

区分 受験者数 合格者
男性 女性 男性 女性
上級事務職 47 12 59 5 2 7
上級事務職(情報処理) 3 0 3 1 0 1
上級化学技術職 3 1 4 1 0 1
保育士 2 12 14 1 2 3
診療放射線技師 3 2 5 1 0 1
助産師及び看護師 0 8 8 0 6 6
消防士 19 0 19 2 0 2
幼稚園教諭 1 41 42 0 3 3

措置の要求の状況及び不服申立ての状況

平成17年度における勤務条件に関する措置要求及び不利益処分に関する不服申立ての状況については、該当はありませんでした。

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