先輩職員からのメッセージ~社会福祉士編~
専門職として成長ができる職場
健康こども部社会福祉事務所子育て応援課 社会福祉士(入庁8年目)
経歴
障がい福祉課
子育て応援課
泉大津市を志望した理由と泉大津市職員で良かった点
私は、人の役に立つ仕事がしたいと思い、福祉系の大学へ進学しました。大学入学後、子どもが好きなので児童福祉を専攻しましたが、実習で障がい分野の魅力を知り、大学卒業後は障がい者施設で12年半勤務しました。
自身にも子どもが産まれ、自分が住んでいる町で、社会福祉士として仕事の幅を拡げたいという思いから、35歳で泉大津市役所を志望しました。入庁後、障がい福祉課を経て子育て応援課で現在勤務していますが、これまでの経験を相談業務において活かすことができています。
私の仕事内容
私は、子育て応援課で家庭児童相談を担当しており、子育てや家庭内のさまざまな相談を受けています。相談は電話や来所相談、家庭訪問や保育所、学校での相談などがあり、学校や病院など地域の関係機関と連携しながら困りごとの解決ができるよう、保護者の方と一緒に取り組んでいます。必要に応じて、学校をはじめとする関係機関でケース会議を開催し、保護者の方に参加してもらうこともあります。
時刻 | 業務内容 |
---|---|
8時30分 |
出勤 |
仕事のやりがいと魅力
各家庭によって悩みや目指す姿は異なるので、その家庭に合った支援を保護者や子ども、関係機関の方々と一緒に模索していく取り組みに、とてもやりがいを感じています。市役所の仕事というと、書類の手続きや窓口での制度説明をイメージされるかもしれませんが、私の今の仕事は、人と会って、人と話をして、一緒に考えていくことにあり、そこに魅力を感じます。
私は今、精神保健福祉士の資格取得に向け、通信課程を受講し勉強中です。仕事をしながら学校へ通うことができるのも、就労環境が整っている市役所勤務だからこそです。前職であれば、宿直勤務や土日勤務もあったため、チャレンジできていなかったと思います。今年度からは、資格取得に係る助成制度が創設され、職場が自己啓発を推奨してくれていることも魅力です。
職場の雰囲気
仕事の中で相談や報告事項があった際、上司は仕事の手を止めて、しっかりと話を聞いてくれるので、躊躇せずに相談ができる環境にあります。また、対応に悩んだ際には、一緒に悩み、考えてくれるので、ひとりで抱え込んで悩むことがありません。
市役所内の各課と連携する場面も少なくありませんが、各部署に社会福祉士が配属されているので連携がしやすく、同職種で助け合う風土があるので、頼りやすく、心強くもあります。
業務の中で心掛けていること
ひとりで抱え込まないことを常に意識しています。日頃から相談や報告を行っていると、要点を整理して相手に伝わる説明や話し方が自然と意識でき、相談業務を行う際に役立っています。
電話相談や子どもと面談をする時は、声の高さや大きさを意識し、話しやすい雰囲気づくりを意識しています。
これから泉大津市職員を志望される皆さんへのメッセージ
入庁すると、社会福祉士として、高齢福祉、障がい福祉、児童福祉、生活保護などで勤務することが考えられ、各分野において専門職としての経験やスキルを磨くことができます。
皆さんが定年退職する頃には、社会福祉士として幅広い知識と経験を持った専門職となっているはずです。苦しいことも嬉しいことも共有して、共に高め合っていきましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
当フォームは、返信不可能のため、ご質問にはお答えすることができません。
更新日:2024年11月12日