ふるさと納税型クラウドファンディングを活用し、2つの取組みを実施しました

更新日:2023年10月13日

泉大津市では、全国共通の社会課題の解決につながるプロジェクトの創出に取り組んでいます。令和4年度は、公益財団法人トップフェローズと連携して、令和4年11月25日~令和5年2月24日の期間で「ふるさと納税型クラウドファンディング」に挑戦し、全国から寄附金を募りました。

1,新型コロナ後遺症・ワクチン副反応で悩んでいる方を救いたい!改善プログラムを展開!

事業概要

急速に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症は、無症状や軽症の患者が多い一方で、治療および療養後の後遺症や、ワクチン接種後の副反応に悩み続ける方々がいます。その症状は多岐にわたり、現時点で確立された治療法や特効薬はまだありません。

そこで、そんな方々の苦しみに寄り添い、一人一人の症状に合わせた「後遺症改善プログラム」を実施する為、寄附を募りました。寄附金は、医師立ち合いのもと、多角的なアプローチで新型コロナウイルス後遺症、ワクチン副反応の症状を改善・緩和するプログラムを実施するために活用されました。

目標寄附金額

3,000,000円

寄附金募集結果金額

3,165,000円

支援者数

164人

実施結果

今回、令和4年12月~令和5年3月の期間でプロジェクトを4回実施し、21名の方にご参加いただきました。

プログラムの結果、後遺症で悩まれている参加者の方に対して、測定結果を基に医師が対象者にあわせたプログラムを実施し、参加者の皆さんが本来持つ機能や能力の回復・維持・向上・改善に繋げることができました。

参加者の声

新型コロナ後遺症で味覚・嗅覚異常で悩まれている方からは、「柑橘系の香りがほとんどわからなかったが、ゆずの香りを感じられるようになった。」「呼吸がしやすくなり、咳込みもなくなった。」という声を、ワクチン後遺症で倦怠感や筋力低下に悩まれている方からは、「体が楽。重だるい感じが抜けて、倦怠感がなくなっている。プログラム全体として効果があったように感じる。」という声をいただき、大変好評でした。

泉大津市から始まる「新しい健康づくり」。健康状態の見える化と養生ステーション開設!

事業概要

医療の高度化、発展により平均寿命が延伸する一方で、国民医療費は年々増加しています。また、長引くコロナ禍の影響で健康に対する意識は高まりつつあります。

泉大津市では、「病気にならず健康でいること」がより重要と考え、未病・予防対策として自身の健康状態を可視化し、新しい健康づくりをサポートするため寄付を募集しました。寄附金は、泉大津版健康チェックの実施、免疫力・自己治癒力を目的とした、誰もが通える養生ステーションの開設費として活用されました。

目標寄附金額

1,000,000円

寄附金募集結果金額

1,291,000円

支援者数

33人

実施結果

今回、令和4年12月~令和5年3月において、以下の3つのプログラムを実施しました。

・養生スタートプログラム

「近未来の健康力向上シンポジウム」:会場参加 36名 オンライン参加 平均60名

「免疫力向上セミナー」:オンライン参加 平均190名

(内容)健康・養生のための知識、様々なソリューション、実践方法を学ぶためのセミナーを実施しました。

 

・泉大津市版セルフ健康チェック事業:計20名

(内容)健康状態を可視化するために、「真の栄養医学に基づく採決診断」や「真の姿勢・足形・動作評価」、「免疫力測定」を実施しました。

 

・常設型養生ステーション開設事業 : 計18名

(内容)常設型養生ステーションを開設し、経常的に市民がいつでもサービス・ソリューションメニューを利用できる場を設置しました。

プログラムの結果、参加者の皆さんが自身の健康について考え、日々の生活の意識や行動が変わるきっかけに繋げることができました。

参加者の声

参加者からは、「普段の健康診断ではわからないことを色々と個別で教えてもらってとてもためになった。」「数値で知ることにより、より改善しようと思えた。何より気づきを得れたので非常に良かった。これからも継続していこうと思う。」という声をいただき、大変好評でした。

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成長戦略課