シェアサイクル実証実験の結果
令和6年3月から12月までの「泉大津市シェアサイクル実証実験」の結果を報告書にまとめましたので、お知らせします。
泉大津市シェアサイクル実証実験結果報告書(令和6年3月~12月分) (PDFファイル: 1.3MB)
実証実験概要
シェアサイクルは、都市内に複数のステーションを設置し、いつでもどのステーションでも自転車の貸出・返却が可能な、短時間・短距離の移動を目的とする新たな都市交通システムです。
本実証実験では、本市全域を対象に公共用地や民間用地を活用して、ステーションを設置。シェアサイクルの本格導入を見据え、本実証実験にてその有効性および課題を検証します。
目的
1.大阪・関西万博やその先のインバウンド需要等を見据えた地域の活性化や観光振興等に資する新たな交通システムとしての効果検証
2.通勤や通学等、市民の日常的な交通手段としての効果検証
期待効果
・市内の新しい移動手段としての役割
⇒市街地における観光客及び市民の交通の利便性の向上
⇒市内イベント場での臨時設置による市民及び観光客の利便性向上
・市内を周遊する手段としての役割
・南海本線各駅を基点とした市内各地との往来手段としての役割
⇒各駅からのラストワンマイルの利便性、市内各所から駅への利便性向上
検証結果
市内の新しい移動手段としての役割
▶利用回数や利用者数は、順調に推移しており、シェアサイクルは市民及び来訪者の新しい交通手段として認知・利用されつつある。
▶市内イベント日に、イベント会場への移動やイベントで市内を回遊する手段として利用されている。
市内を周遊する手段としての役割
▶同じステーション間での貸出・返却が約3割を占めており、市内を周遊する手段としての役割を果たすポテンシャルを持っている。
南海本線各駅を基点とした市内各地との往来手段としての役割
▶駅と各施設間での利用も多いことから、各駅からのラストワンマイルの利便性向上に寄与するポテンシャルを持っている。
▶駅近隣に設置しているステーションの利用が特に多く、既存の公共交通機関の補完的な役割も出来ている。
この記事に関するお問い合わせ先
成長戦略課
更新日:2025年03月31日