新型コロナウイルスに関する教育長メッセージ 4/7
【緊急事態宣言が発令されました】
泉大津市内の公立小・中学校の児童・生徒、保護者の皆さんへ
新型コロナ・ウイルスの感染拡大防止に向けた対策に関してご協力をいただき誠に感謝申し上げます。 さて、本市におきましては、国や大阪府からの休校要請を受け、3月2日より臨時休校の措置をとってまいりました。その臨時休校期間中においては、子どもの安心・安全を確保することを基本スタンスに、3つの「密」を避ける『クラスター三原則』を遵守しながら、学童保育(仲よし)での預かりや学校での登校日(健康観察日)を設定するなど、できる限りの支援に努めてまいりました。 また、企業の社会貢献も受けながら、自学自習支援ツールである『スタディ・サプリ』を3,4月の2か月間、無償提供いただくことになり、学校に行くことができない中でも、自分のペースで子どもたちが勉強を進めていくことができる学習環境を提供してまいりました。
コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、4月の当初に、臨時休校期間をゴールデンウィークの連休明けまで延長することを決定しましたが、その際にも、長引く休校に伴う児童生徒の皆さんの生活や学習に与える影響を少しでも軽減しなければいけないと考え、1教室の人数を20人以下にするなどの感染防止対策を講じた上で、臨時休校中に各学年6,7回の登校日も計画しました。 しかしながら、今回、新型コロナウイルスの国内の感染者数の増加に加え、国の緊急事態宣言が出されたことを受け、本来ならば、新たな気持ちとともに、新しいクラス、担任、友だちとの出会いをはじめ、年度当初の大切な時間になるこの時期に始業式を急遽中止する決断をしたことについては大変申し訳なく、断腸の思いでいっぱいです。 3月からの臨時休校期間が2か月にわたってしまうこと、また、今後の見通し等も現段階ではたたないことなど、これからも保護者や児童生徒の皆さんには、さらに多くの不安とストレスをおかけすることになると思いますが、泉大津の全ての子どもたちの健全育成のため、教育委員会としましても、一日も早い学校の再開を待ち望み、今できる限りの準備しているところです。
学校の再開、新年度の開始を楽しみにされていた児童生徒、そして保護者の皆さんには、示す方針が二転三転する結果となったことについて、あらためてお詫び申し上げますとともに、今後につきましてもご理解とご協力をお願い申し上げます。
令和2年4月7日
泉大津市教育委員会 教育長 竹内 悟
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更新日:2023年08月01日