堺泉北港の友好港・姉妹港
泉大津市の港を含む堺泉北港では、中華人民共和国の連雲港港と友好港の提携(昭和58年)を結んでいるほか、インドネシアのタンジュン・ペラク港とも姉妹港の提携(昭和61年)を行い、毎年さまざまな交流事業が行われている。
連雲港港(中華人民共和国)
連雲港は、中国江蘇省の北東、黄河沿岸に位置する総人口約428万人の港湾都市であり、孫悟空が生まれた「花果山」等、名所旧跡の多い歴史豊かな町として知られている。沿岸開放都市として大きな発展を遂げているこの都市を支える重要な港湾である連雲港港は、中国八大港湾のひとつであり、江蘇省唯一の海港である。近年、ユーラシア・ランド・ブリッジの開通により、中国を代表する国際物流拠点として、内外の物流関係者から大きな注目を集めている。
ユーラシア・ランド・ブリッジ とは
連雲港とオランダのロッテルダムを結ぶ、全長10,900キロメートルの長大な鉄道を利用した国際貨物輸送の新しい形態であり、1990年9月に開通、1992年12月に営業が開始された。 大陸北方のシベリア・ランド・ブリッジと比較すると、ユーラシア・ランド・ブリッジには、距離が短い、玄関口である連雲港港が不凍港であるなどの利点があり、日本~中央アジア、日本~欧州を結ぶ一大動脈として、期待が寄せられている。
タンジュン・ペラク港(インドネシア共和国東ジャワ州)
タンジュン・ペラク港は、インドネシア共和国東ジャワ州スラバヤ(同国第2の都市で人口約280万人)に位置し、インドネシアの四大港湾の一つである。インドネシアにおいては、全土を4つのブロックにわけて港湾を管理しているが、タンジュン・ペラク港は、第三港湾株式会社が管理する28の港湾のうち最大であり、またタンジュン・プリオク港に次ぐインドネシア第2の港である。
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更新日:2023年08月01日