泉大津出身 画家 木村英輝さんによる壁画が完成!

更新日:2024年11月21日

泉大津市出身の画家である木村英輝氏が、泉大津市の繊維をはじめとする地元産業振興の拠点であるテクスピア大阪1階エントランスに、高さ4メートル・幅20メートルの壁画を制作します。制作期間は5月10日から約1か月間で、壁画制作には市内の中学生も参加する予定です。制作現場を公開していますので、ぜひ大作が完成するまでの様子をご覧ください。

また、制作過程は随時こちらのページにて更新していくので、お楽しみに!

ついに完成!

木村英輝氏による壁画がついに完成しました!

作品名は

Danjiri and Carp are Dragons in Heaven

皆様、この迫力満点の壁画を是非直接体験しに泉大津へお越しください!
壁画は、南海本線泉大津駅から徒歩約3分にある、テクスピア大阪1階にあります。

►テクスピア大阪
所在地 :大阪府泉大津市旭町22-45
開館時間:午前7時から午後11時まで

壁画完成記念お披露目式(終了しました)

►木村英輝氏 壁画完成記念お披露目式
日時:令和5年6月3日(土曜日)午後2時
場所:テクスピア大阪1階エントランス 大ホール入口

同日開催決定!
ミニホールでは木村先生制作の「だんじり絵図屏風」の展示を行います。

►だんじり絵図屏風展示
日時:令和5年6月3日(土曜日)正午から午後5時まで
場所:テクスピア大阪1階ミニホール

木村英輝氏プロフィール

1942年大阪府泉大津市生まれ。
京都市立美術大学図案科卒業後、同大講師を務める。幻に終わるが、’69年「富士オデッセイ」プロデュース。’71年京大西部講堂「MOJOWEST」オルガナイザー、村八分プロデュース、その後内田裕也らと「ワールド・ロック」をプロデュース。’84年より国際伝統工芸博、世界歴史都市博、建都1200年記念広場などをプロデュース。還暦になって、「壁画制作」を始める。代表作は青蓮院門跡襖絵「蓮・三部作」。国内外壁画250作品。

制作の様子

令和5年5月8日

いよいよテクスピア大阪にて木村先生の壁画制作が始まります。
オレンジで囲われた部分(4m×20mはかなりの大きさ!)に壁画が描かれる予定ですが、現在は単なるグレーのこの壁が、どう変わっていくのか楽しみです!

令和5年5月9日

昨日の午後、壁画制作のための足場が完成したので、本日現地へ確認に行ってきました。
いよいよ制作が始まるという雰囲気が出てきました。

現地に木村先生のご紹介と壁画お披露目式のご案内パネルを設置しました。

約1か月間、テクスピアにお越しの方にご迷惑のないよう努めてまいりますので、新たな泉大津のスポットが出来上がるまで、しばらくの間何卒ご理解お願い申し上げます。

令和5年5月11日

いよいよ制作が始まりました!

木村先生がチョークで描きつつ、他のスタッフが色を塗っています。


 

木村先生が地元に帰ってくる、という事でご友人方が応援に来られています。壁画の期待感もあり、思い出話も盛り上がっているようでした!

令和5年5月12日

壁画中央に、泉大津を象徴するモチーフが現れました。だんじり好きな方はお気づきでしょうか。上だんじりの特徴の一つである「鬼熊」です。

今日は南出市長も壁画制作に参加しました。モチーフの一部をペイントしています。現場の様子は市長のインスタライブにて中継されました。

ペイント後、木村先生と記念撮影。大変貴重な機会に携わることができ、笑顔満開でした!

令和5年5月16日、18日、23日

泉大津には3つの中学校がありますが、なんと!中学校の美術部(東陽は芸術部)が壁画の制作に参加させて頂くことになりました!
5月16日に誠風中学校、18日に小津中学校、23日に東陽中学校の生徒さんが来られました。

塗り始める前に、アシスタントさんから木村先生のご紹介や画材の説明を受けています。生徒さんたちも初めは緊張した面持ちでしたが、アシスタントさんが色んなお話をしてくださり、場をやわらげてくださいました。


そしていざ足場へ!
生徒さんたちは、壁画の中央部にある「鬼熊」の一部をペイントさせてもらいました。

 

これだけ大きなキャンバスに絵を描くのはみんな初めて、との事。

木村先生に直接ご指導いただく場面もありました。大変貴重な瞬間です!!有難うございます!!


 

この壁画の、一部分に携わることとなった生徒のみなさん。壁画に描かれている鯉のように、力強く、未来に向かって突き進んでほしいです。

そして、5月18日に木村先生81才のお誕生を迎えられたとの事。おめでとうございます!

令和5年5月28日

完成まであとわずか!ほぼ全体像が見えてきました。

壁画の両脇には、だんじりを曳く人や、鳴り物をしている人が描かれています。
木村先生独特の色使いが、躍動感あふれるだんじり祭りの様子を彷彿とさせます。

祭りの時期になると、きっと周りから太鼓や笛を練習する音が聞こえてきて、より一層生き生きと感じるんだろうなあ、と想像してしまいます。

泉大津名物であるだんじりと同じように、この壁画も新たな名物として皆さまに愛される、そんな素敵なスポットになる事を願っています!

令和5年5月29日

いよいよ制作も大詰めです。

作品全体にグラデーションが入り、より一層金の枠線がきらきらと、輝いて見えます。

この鬼熊も迫力満点ですが、見慣れてくると可愛らしく感じてきます。きっと、そこが木村先生の作品の魅力なんでしょうか。公開された後は、是非皆さんにも何回も訪れて、じっくり作品を味わって頂きたいです。

そして!なんと!!幸運なことに!!!
取材に立ち寄った際、ちょうど木村先生が作品名とご自身のサインを入れてらっしゃるところでした!!!

作品名は一体なんでしょうか。一部分だけ、写真では見えておりますが、フルネームは6月3日のお披露目式にて、木村先生から発表されます。ご期待ください!

令和5年5月31日

ついにこの日、全ての工程が終わり、壁画が完成しました!

何もなかったグレーの壁面が、力強く、躍動感あふれるアート作品に生まれ変わりました。

木村先生はじめ、スタッフの皆さまは約1か月間にわたり泉大津に滞在いただき、この超大作を制作してくださいました。
木村先生の昔の仲間たちも応援に駆けつけてくださいました。
テクスピアに訪れた方々には、普段とは違う様子となり、ご迷惑をお掛けした事もあったかもしれません。

たくさんの方々のご協力、ご理解を頂き、泉大津市にあらたなアートスポットが誕生します。本当に有難うございました。

高さ4m×幅20mの壮大な作品のため、全体を写真で収めるのは一苦労。取材した職員のスマホで、パノラマ機能を使って撮影したのですが、職員の撮影スキルでは作品の本来の良さが伝わりきらないと思います。

是非実際にテクスピアに訪れて、この壮大な作品を余すところなく全身で体感して頂きたいです。

この作品の完成を記念し、6月3日(土曜日)午後2時から、お披露目式を開催します(式詳細については、ページ上部に記載がございます)。是非皆さまお越しください!

 

令和5年6月3日

いよいよお披露目式当日を迎えました。この日は辰の日、昨日の大雨から一転、太陽が輝く良い天気となりました。
昨日足場が撤去され、式典のためにカーテンと紐が設置されています。

式の開始まで、紐が引っ張られないようにバリケードをして準備万端!

ミニホールでは、木村先生制作のだんじり祭り絵図屏風の展示や、作品紹介パネルの展示も同時開催しました。壁画が出来上がるまでの過程をまとめたショートムービーも公開しました。

 


 

午後2時、いよいよ式典がスタート!
ご来場の皆さんとのカウントダウンにより、カーテンが落とされ、作品がお披露目となりました。カーテンの幕引きには、木村先生、南出市長、ご来賓の皆さま、制作に携わってくださった市内中学生の生徒の皆さんがお手伝い頂きました。

 

 

 

作品名は「Danjiri & Carp are Dragons in Heaven」。

木村先生から、幼少期の道路で絵を描いていた時のエピソードやその後の泉大津に関連した思い出、作品に対するアツイお話などをお伺いすることができました。

 

式典の最後には、参加者の方々交え、木村先生と一緒に壁画の前で記念撮影をおこないました。

 


このお披露目式を迎えるまで、本当に色んな方にご協力頂きました。有難うございました。

泉大津のだんじりの特徴でもある「鬼熊」、南東の方角、天に向かって昇36匹の鯉。先生のお話の中で、鯉は龍の化身で、青龍を表し、昇竜であり、登竜門の意味を込められている、との事でした。

この作品が、泉大津の魅力の1つとして、描かれた鯉のように大きく世界に駆け上っていくことを願っています。

是非、この壁画が持つエネルギーを直接体験しに、泉大津へお越しください!制作過程のご紹介は今回が最後となります。有難うございました!

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