「大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(MOBA)」について
大阪湾におけるブルーカーボン生態系のミッシングリンクとなっている湾奥部(貝塚市~神戸市東部)における創出や、湾南部や西部における保全・再生を大阪・関西万博を契機として、民間企業や地域団体等と連携して加速化することにより、 大阪湾沿岸をブルーカーボン生態系の回廊(コリドー)でつなぐ「大阪湾MOBAリンク構想」の実現をめざし、この構想に賛同する企業、団体、行政機関等が連携して、大阪湾におけるブルーカーボン生態系の保全・再生・創出を推進するため、大阪府及び兵庫県が共同で「大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(Members of the Osaka bay Blue carbon ecosystem Alliance、通称:MOBA)」を設立しています。
泉大津市は、「大阪湾MOBAリンク構想」の実現に向けて大阪湾におけるブルーカーボン生態系の創出等について、主体的、かつ、連携して取組むという「大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(MOBA)」の趣旨に賛同し、同アライアンスに参加しています。
「大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(MOBA)」の概要 (PDFファイル: 1.2MB)
ブルーカーボン生態系とは
沿岸・海洋生態系に取り込まれ、そのバイオマスやその下の土壌に蓄積される炭素のことを、ブルーカーボンと呼びます。
2009年に公表された国連環境計画(UNEP)の報告書「Blue Carbon」において定義され、吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目が集まるようになりました。
ブルーカーボンの主要な吸収源としては、藻場(海草・海藻)や干潟等の塩性湿地、マングローブ林があげられ、これらは「ブルーカーボン生態系」と呼ばれています。
ブルーカーボン生態系は、CO2の吸収源となるほか、溶存酸素の供給等による水質改善、魚類等の産卵と生育の場の創出による生物多様性の向上など、多面的な機能を有しています。
関連リンク
大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(MOBA)
大阪府「大阪湾MOBAリンク構想の実現にむけて」(外部リンク)
大阪府「大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(MOBA)について」(外部リンク)
ひょうご豊かな海づくり県民会議「大阪湾ブルーカーボン生態系アライアンス(MOBA)について」(外部リンク)
その他(ブルーカーボン、藻場など)
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更新日:2024年03月08日