戎町(えびすちょう)
昭和19年、宇多・下条の一部を町名改称。字砂子町、字山之上町が大正10年頃宮本町となり、上之町の一部とあわせて「戎町」を設ける。
地内の旧戎小学校一帯は、昔「えびす山」と呼ばれた小高い丘があり、緑の木がこんもりと茂り、その中に「戎神社」があったことから「戎町」と名づけられた。戎神社は、天正年間、宇多藤林氏、下条真鍋氏により西宮戎より勧請し、宇多下条の境の地に創建したと伝えられ、明治に入り「事代主神社」として村社となり、明治41年大津神社に合祀される。
明治43年、戎神社跡地に下条より大津尋常小学校が新築移転され、昭和16年国民学校令により「戎小学校」となり、平成18年3月移転統合までこの地にある。
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更新日:2023年08月01日