麻しん・風しんに注意しましょう
麻しんについて
麻しんは、毎年春から初夏にかけて流行することが多いといわれています。 麻しんは、患者の咳やくしゃみのしぶきの中に含まれる麻しんウイルスを吸い込むことによって感染します。麻しんの感染力は強く、免疫を持っていない人は、ほぼ100%発症すると言われています。
症状
ウイルスに感染してから約10日後に、次の症状が現れてきます。
- (1)発熱、せき、鼻水等の症状(カゼと類似)
- (2)高熱(39℃以上)、赤い発しん
(備考)肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎を発症すると言われています。
風しんについて
平成24年より近畿や関東、沖縄などで流行し20代から40代の男性を中心に患者数が増加しました。妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心臓の病気、白内障などの障がいをもった赤ちゃんが生まれる(先天性風しん症候群)可能性があります。
症状
ウイルスに感染してから約2~3週間後に、次の症状が現れてきます。
- (1)突然、全身に発しんが出る
- (2)発熱
- (3)耳の後ろ・後頭部・首のリンパ節が腫れる
麻しん・風しんの予防方法
- 予防接種を受ける
- 外出後の手洗い、うがいの励行
- 十分な睡眠と栄養を取る
- 急な全身性の発疹や発熱などの症状が現れた際には医療機関に早めに受診をする
- 発症時にはマスク着用などの咳エチケットを守る
予防接種法に基づく麻しん風しん混合予防接種
以下の方は予防接種法に定める定期の予防接種を受けることができます。 対象年齢に到達したら、体調の良い時にできるだけ早めに接種しましょう。
(対象者) 麻しん風しん混合予防接種
- 第1期(1回目) 生後12か月(満1歳)~24か月(2歳)未満
- 第2期(2回目) 小学校入学前の1年間(※4月1日~3月31日の間)
(接種費用)
無料
麻しん・風しんに関する詳細な情報
麻しん・風しんの症状、発生状況等の詳細な情報については、以下でご確認ください。
麻しん・風しん情報(大阪府感染症情報センター)(外部サイト)
この記事に関するお問い合わせ先
子育て応援課
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更新日:2023年08月01日