○交通安全都市宣言

昭和37年2月6日

議決

人の生命身体は何ものにもかえがたく尊いものとされているが、昨今の都市交通のふくそう激化に伴い、交通事故による死傷者は全国的に逐年増加の傾向を示し、誠に憂慮すべき現状にあって重大なる社会問題となっている。

わが泉大津市においても極めて深刻な問題であり、特に中心地を横断する国道26号線の通過車両は1日2万5,500台を超え、市内交通の混雑に一層の拍車をかけ交通事故も急激に増加し、昨年は406名の多きに上る死傷者を出すに至り人命に対する脅威は日毎につのるばかりとなったが、この種市民生活をおびやかす輪禍はこの際絶対に之を排除しなければならないのである。

市民の安全を確保し福祉を守ることは、地方自治体の責任であり義務であることを痛感し道路の拡充整備は勿論環境の改善刷新その他あらゆる施策を講じ強力に之を推進すると共に、市民自らの交通ルールの実践により明るく住みよい都市を実現すべく、ここに泉大津市を交通安全都市とすることを宣言する。

交通安全都市宣言

昭和37年2月6日 議決

(昭和37年2月6日施行)

体系情報
第1類 則/第1章
沿革情報
昭和37年2月6日 議決