冬場に多発!ヒートショックとは
ヒートショックとは?
ヒートショックとは、急激な温度の変化によって血圧が大きく変動するなど、身体に大きな負荷がかかることで起こり、失神、不整脈などの症状が見られます。重症の場合は、死に至ることもあり、持病がない健康な方にもヒートショックは起こります。
入浴中の事故
冬場のお風呂は要注意です。寒い脱衣所で血圧が上がった直後、熱いお風呂に長時間浸かると血圧が低下します。このような急激な温度変化でヒートショックが起こりやすくなります。
入浴の際には、脱衣所や浴室を暖かくして寒暖差をなくしましょう。また、体調が万全でない時や飲酒した直後には、入浴を控えるようにしましょう。
「今日は長いな?」は危険信号です。
家族が入浴中に異変を感じた時はすぐに様子を見に行きましょう。
万が一、浴槽内で意識を失っていたら、顔が浸からないように浴槽の栓を抜いて直ちに119番通報してください。
ヒートショックを防ぐ7つのポイント
7つのポイントに注意してヒートショックを防ぎましょう。
1 入浴前に脱衣場と浴室を暖かくしておきましょう。
2 湯船につかる前に、シャワーやかけ湯で体を温めましょう。
3 湯船の温度は41℃以下とし、長湯を避けましょう。
4 入浴前後には、コップ1杯の水分補給をしましょう。
5 入浴前のアルコール・食後すぐの入浴は控えましょう。
6 血圧が高いときには、入浴を控えましょう。
7 家庭内で「見守り体制」をつくりましょう。
トイレ内の事故
実はトイレ内もかなり注意が必要な場所と言えます。なぜなら、トイレで排便する際にいきむと血圧が上昇し、排便後急激に血圧が低下してしまいます。そこに寒暖差による血圧急変のリスクが合わさり、心筋梗塞や脳卒中などを引き起すリスクが高くなる可能性があります。
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更新日:2024年12月04日