コロナに負けるな「お口の健康「唾液ってすごい」」
新型コロナウイルスの感染予防は、「手洗い」、「うがい」が推奨されていますが、実はまだまだあるんです。
その1つは、「お口の健康」です。
今は外出ができず、お友達とも会えない→おしゃべりできない→お口を動かす回数が減る→乾燥しがちになり、細菌が繁殖しやすくなります。
歯磨きはもちろんですが、お口の乾燥や細菌の繁殖を防ぐには、唾液をだすことが1番です。
高齢介護課所属の歯科衛生士が、お家にいてもできる「お口の健康」について、紹介します。
食事前の効果的なお口の体操!食べる機能を高めましょう!!
【舌のぐるぐる体操】
舌を動かすことにより、唾液がでやすくなり舌の力もつき、飲み込みがスムーズになります。
(やり方)
1.唇をしっかり閉じます。
2.舌を、唇と歯ぐきの間をゆっくり「右回し」、「左回し」と10回ずつ回してみましょう。
どうですか? 唾液がでて舌を回すだけでも、しんどいですね。 しんどいくらいがちょうどいいんです。
【発声練習】
食事をするときの筋肉を動かすある言葉を言ってみましょう。
そのある言葉とは「パンダの宝物」です。パ・ン・ダ・の・た・か・ら・も・のを言うことでむせにくくなり、スムーズに食事ができるようになります。
(やり方)
1.はっきりと力強く発声してみましょう。
2.連続20回は言いましょう。
この2つの体操を、食前の30分前や気づいたときに食事の準備体操としてやってみましょう。
早口ことばにチャレンジ! かまないで、いえるかな
「なまむぎ、なまごめ、なまたまご!!!!」
子どものころに言ったり、お子さんやお孫さんとの遊びの中で、そういえば言い合いっこしたなぁなんて、思い出がある方も多いかと思います。
早口ことばは、お口の体操になり、かつぜつが良くなり、唾液がよく出ます。
【早口ことば】
「なまむぎ、なまごめ、なまたまご」を3回、早口で言ってみましょう。
※「ぱんだのたからもの」と、「早口ことば」については、感染予防の観点から、お家でいる時や1人の時に言ってみてください。
食事前の体操や早口言葉を毎日続けると、お口が健康になり、食事をする時に、むせにくくなります。
そして、お口の体操を始める前と後に、にっこりと笑って笑顔を作ってください。作り笑顔でも大丈夫です。
笑顔も、免疫力をアップさせることが分かっています。
毎日のちょっとした心がけ(お口の健康)で、心身の健康を保ちましょう!!
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更新日:2023年08月01日